Scribble at 2022-05-24 14:17:21 Last modified: unmodified

添付画像

Windows Terminal is a new, modern, feature-rich, productive terminal application for command-line users. It includes many of the features most frequently requested by the Windows command-line community including support for tabs, rich text, globalization, configurability, theming & styling, and more.

Welcome to the Windows Terminal, Console and Command-Line repo

Windows ターミナルは、これまでだと ConEmu のようなコンソール・エミュレータを使ってきた。これは、「ターミナル」と「コンソール」は、いまではどちらもヴァーチャルに実装されているため、事実上は同じソフトウェアだと言ってもいいだろう。もともとは、コンピュータに接続する物理的な入力手段を「コンソール」と言い、ルータやサーバにシリアル・ケーブルでノート・パソコンを接続して操作するような状況を想像すればいい。これに対して、ケーブルで機器へ直に接続するのではなく、ネットワークを経由してアクセスする(特に複数がアクセスできる)入力手段を「ターミナル」と呼んだ。よって、C/S 方式で UNIX のサーバに自宅からアクセスしていたような状況だと、それはコンソールではなくターミナルでの接続と言える。とは言え、いま使っているマシンのプロセスに、そのマシンで起動しているソフトウェアでアクセスしているのだから、こんなもん本当は厳密に言えばコンソールでもターミナルでもないし、インターフェイスへの接続方法によっては「エミュレータ」とすら言えないだろう。もう、この手のプログラムは「シェル」と言ってもいいような気がするのだが、シェルとは OS のプロセスに対するアクセス方法として実装が違うのだろうか。

ともあれ、いまのところ Windows 11 では「コマンド・プロンプト」というスタンダードなプログラムから、上記の Windows ターミナル、あるいは PowerShell への切り替えがトレンドになっているらしい。でも、この Windows ターミナルを起動すると、"Touch Keyboard and Handwriting Panel Service" という Windows サービスを起動しておかないと入力を受け付けないという警告が出てくる。これは困ったことだ。デスクトップ・マシンで、こんなサービスを起動しておく意味などないので、切っていたら Windows ターミナルが使えないらしい。そして、このサービスを起動しても、マシンを再起動しないといけないのか、Windows ターミナルはキーボードからの入力を無視し続ける。面倒臭いプログラムだ。こんなもんは使うのは嫌だね。

ということで、僕は Windows 11 でコマンドを叩くのに PowerShell 7.2.4 を使っている。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook