Scribble at 2023-12-06 16:17:16 Last modified: 2023-12-06 16:26:25

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【完全マスター】cronでタスクをスケジューリングする方法

こういう連中ってさ、僕らみたいなプロのサーバ・エンジニアからすると胡散臭いっていう印象しか受けないんだけど、日本にはこの手の連中がたくさんいて、それはもちろんインドでも中国でもアジア圏では似たようなものなんだけど、底上げの余地というものがないんだよね。これは、高校で「情報」のような教科が正式に教えられるようになっても、あんまり変わらないような気がする。だって、これまでの教科にしたって「高校の内容を十分に理解していれば教養としては十分だ」とすら言われているくらい、大多数の高校卒業者は教わったことの内容を殆ど理解していないか、大学受験が終わったら忘れてしまうのだから。なので、こういうインチキなブログを頼みにするような若者が増えても、おかしくはない。だからこそ、細々とでも僕らのような人材がコンテンツを増やしていって、日本語で書かれたコンテンツの100%がクズであるという状況は防がないといけない。1%でも踏ん張っていれば、なにかしらアクセスしてもらえる余地は残る。検索エンジンじゃなくても、リンクして教えるという方法があるのだし。もっとも、僕の書いているものが何でもかんでも読むに値するなんて傲慢なことを言いたいわけではなく、大半のクズどもに比べたら遥かにマシなものを書いていると言いたいだけだ。同じことを言っているようだが、決して同じではない。前者は「俺は天才だ」と言ってるだけだが、後者は「俺は少なくともバカじゃないよ」と言ってるだけだからである。

そもそも、プログラミングやウェブ・アプリケーション開発を「IT」だなどと誤解している時点で、この元金融屋は前職の営業という仕事と同じように口先野郎であることが明らかだ(もちろん、そんな証拠もない前職とやらが本当だとしての話だがね)。

んで、なんでこんなアマチュア野郎の素人解説をいちいちナショナル・クライアント案件のエンジニアが取り上げてるのかというとだな、Kagi で "crontab" とか検索すると、この手の「ブログでお小遣い稼ぎ」連中のページばっか出てくるんだよ。この国には、cron なんて基本的なツールの丁寧なドキュメントを調べたり書こうって意欲や気概や経験や知識や技術力のある人間がいないのか。まさかね。IBM や東洋情報システム(社名が変わったんだっけ。どうでもいいけど)の技術部長くらいなら、この業容だと社内政治にあけくれてるブタ野郎だとは思うけど、UNIX や Linux を扱った経験だとか crontab や systemd のソース・コードを読む C の知識くらいはあるだろう。でも、だーれも知識や技術の継承というコンセプトを真面目に考えないで、各社どころか各事業部ごとの秘伝みたいなものとしてしか共有しないから、こうやって地盤沈下が起きるわけだよ。それをせずに、バカな解説だろうと優れた解説だろうと公にして競争してるインドや中国やアメリカの方が、ビジネスとしても学術としても高い水準を達成しているのは明らかだろう。「ガラパゴス」というのは、そういう情報や経験のしょーもない私物化という意味でもあるのだ。

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