Scribble at 2024-08-31 07:50:13 Last modified: 2024-08-31 08:13:25

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現状をお話すると、まず RBSR (replaceable blade straight razor) は使い続けている。ちなみに、Razor Emporium のオンライン・ショップでコメントにこういう略称を使っている人を見かけたのだが、"shavette" という単語を使いたくない人を除けば、これも殆ど普及していない略称だ。しかし、髭剃りで常に使っているわけではなく、以前もご紹介した安全剃刀も使っている。

https://www.markupdancing.net/archive/note.html?date=4cbac3fb28c7a17e9da15a4950eefdde

それに、手持ちの道具は使わないと損だから、これらに加えて使い捨ての安全剃刀も使うことがある。特に急ぐときは RBSR を使ってはいられないので、どうしても慣れているカートリッジ式の安全剃刀を選びがちなのだが、もともと RBSR は趣味的な道具なのだし、それは別に構わない。もとより安全剃刀を使うからといって誰に恥じる必要もないし、こういう生活習慣やグルーミングというものに、無駄な出費を慎むとか、趣味としてすら意図しない時間の浪費を避けるというていどのルール以外に、イデオロギーや理念や原則などありはしないからだ。

さてしかし、いま使っている RBSR はヒンジが錆びてきて動かしにくいので、そろそろイギリスから購入したプラスチックのタイプに替えようかと思う。ただ、このイギリスの RBSR は重量がないし、スライド式であるため、チープ感が半端ないな。でも、インドやトルコの理容師はこれを当たり前のように使ってるわけで、要はプレイヤー・スキルでどうにでもなるということか。

それから、ついこの前に新しく買い足したポロラーゾ(Proraso)のシェーヴィング・ソープ(固形)も、引き続いて小豆色のタイプ(アマゾンでは「普通肌」と書いているが、これは乾燥肌用だ)を使い続けている。これは昨年の9月に購入したものだから、ちょうど1年ほど使えたことになる。おおよそ週に2回ていどの利用で1年も使えたのだから、コスト・パフォーマンスは高い。

それから当サイトのコンテンツについては、いくつかプランはあったのだが、既存のページで小さな追記や修正を加えているだけで、新しいページは作っていない。そういう意欲がないし、もう既に電気シェーバなどから髭剃りの道具を替えて生活スタイルとしても慣れているため、いちいち情報などと称してコンテンツを作るまでのことでもないからだ。もちろん、古典的な資料の翻訳なども含めて将来はなにか公開したいとは思うが、それもフランス語をそれなりに復習しないといけないわけで、優先順位からするとかなり後になる。

あと、そもそも道具が手に入りにくいという致命的なところが改善されないので、他人に勧めると言っても贅沢品の紹介になっちゃうんだよね。かろうじてアマゾンなどで販売されている Kazakiri とか2,000円くらいの剃刀も確かにあるけど、とにかく選択肢が少なすぎる。そして、実は同じことはアメリカや他の国でも言えるんだよね。それこそインドやトルコのように国内で生産する業者があって、しかも国内の理容師が当たり前のように業務で使ってる RBSR が色々とあればいいのだけど、そういうわけでもない。替刃式でない straight razor に至っては、まずどこの国でもプロが業務で使わなくなってるし(日本でも、日本剃刀を使う理容師は増えていないだろう。そもそもカットだけの理容室が増えていて、わざわざ5,000円も出して髭剃りや洗髪までやってもらう人の方が圧倒的に少数派になりつつある)、これも一種の贅沢品として残るだけなのかもしれない。

それから、僕が観ているメディアや利用しているサイトについて言うと、あいかわらず GORO さんは髭剃りに関連する動画を上げなくなって久しい。もともとフォロワーを1,000人にするとか、理容師だけど食事を作ったり喋ってるだけの動画を上げていくつもりだという話はあったようだが、やっと1,000人に到達したところで息切れしたのか、動画の公開ペースそのものが落ちてしまっている。あれだと、もちろん現状の YouTube のレートではまともな収入になどなるまい。なので、実入りに比べて動画の収録に必要な時間とか手間を考えると、既に事業を営んでいる人物が工数単価として評価できるような金額ではないと思う。その理由を説明しておくと、YouTube の動画で収入を得るには、もちろん間にはさまる広告を観てもらう必要がある。動画の単発のビジターなりチャネルのフォロワーが広告を観たと判断するための条件として、フォロワー数だけではなく、個々の動画の再生時間の合計も条件になる。そして、10分の動画を上げても5分で退出されると、そもそも動画を観たとしてカウントされない(弊社でも YouTube でキャンペーン動画を制作して公開しているが、社内で「観てくれ」と告知されたら、必ず最後まで観てくれと念を押される。途中で観るのを止めるとカウントされないからだ)。ということで、あまりにも長い動画を上げると最後まで観る人が少ない。だから、大学あるいはカンファレンスでの講義や講演を収録した動画なんかで学者が稼ぐというのは、マスコミで名が知られている文化芸人を除けば、ほぼ不可能だと言える。なので、髭剃りの動画というとプロでも20分はかかるであろうから、それを最後まで観るかと言われると、なかなか難しいと思う。特に、なんか格好つけてストレートの剃刀を扱ってる俺、みたいな自意識だけで手にしたようなガキとかだと、昨今はゲームの攻略動画ですら数十秒で退出するような、便所にでも行きたいのかと思うほど気が短い連中が多いため(それを「タイパ」などと効率重視の態度であるかのように錯覚しているのだから、子供、あるいは子供並の知性しかない人間は呑気で長生きするわけである)、なかなかカウントが増えず、したがって動画の再生時間数も基準を満たさないであろう。既に公開した動画を観る新規のビジターが再生時間数を勝手に増やしてくれたとしても、せいぜい毎月の収入は1万円か2万円が限度ではないかと思う。

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