Scribble at 2020-11-24 14:46:37 Last modified: 2020-11-24 17:14:09
そもそも、あの Ice Bucket Challenge(日本語との組み合わせなので難しいとは思うけれど、「あの」と書いてるからこそ "that" とか定冠詞を使ってないのだということくらいは理解してもらいたいのだが)が5年も前のキャンペーンだったことに改めて驚いてしまう。あれから、少なくとも日本国内で ALS について認知度が上がったという話を聞かないし、患者へのサポートが拡充されたという話も聞かないのだけれど、何らかの効果はあったのだろうか。確かに、ぼく自身も17年ほど前に出版されたばかりの『こんな夜更けにバナナかよ』を読んだ程度の経験しかないので、それから ALS について理解が進んだり、何らかのサポートを間接的にでもするようになったわけではなかったが、この20年ほどの間に障碍者差別にかかわる事件などが幾つも起きていて、差別そのものについても考えさせられる機会は十分に増えた。