Scribble at 2024-09-17 07:58:18 Last modified: 2024-09-17 12:31:07
Amazon also plans to simplify its corporate structure by having fewer managers in order to “remove layers and flatten organizations,” Jassy said. Each S-team organization will be expected to increase the ratio of individual contributors to managers by at least 15% by the end of the first quarter of 2025, he said. Individual contributors refers to employees who typically do not manage other staffers.
週に5日の出勤を「リモート・ワークの廃止」として報じていないということは、Amazon は週休二日制ではないということなんだろう。いずれにしても、これは実質的にもリモート・ワークという制度を廃止することに等しいと言える。だが、リモート・ワークを廃止することの是非はともかく、どうしてそれがマネージャの削減だのフラットな組織だのという施策に寄与するのか、議論の道筋が見えてこない。ひょっとすると、従業員それぞれが自分のタスクを管理したりマネジメントするような能力を求められるのかもしれない。
しばしば日本でも、社員に「経営者目線」などを要求して自律した動きができることでマネージャーを減らせるなどと夢想する人たちがいるわけだけど、実際にはそんなことは不可能だ。なぜなら、第一に「マネージャを減らす」なんてことを上の事例のように目標として掲げると、もちろん上昇志向をもつ社員の意欲を大幅に削いでしまうし、第二に上昇志向がない安定志向の社員においても、何年働いても成果主義だけで評価されて給料が増えないのではないかという疑心暗鬼を生じる。要するに会社全体の士気が下がるリスクの方が高いのだ。したがって、そういう施策は職位に関係なく経営者的思考を求める「アメーバ経営」などで知られる京セラのように、もともと平社員でもわれわれ中小零細とはかけ離れた給料をもらっているような会社でしか導入できないのである。そらそうだろう。平社員が財務のことなんて学ぶ暇があるんだから、儲かってる大企業でしかそんな暇潰しを社員にさせる余裕はあるまい。