Scribble at 2022-09-05 13:08:36 Last modified: unmodified

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USBプロモーターグループは、「USB4 Version 2.0」仕様を発表した。「USB4 Version 2.0」は、USB Type-Cケーブルで最大80Gbpsでのデータ転送が可能にするメジャーアップデート。

80Gbpsでのデータ転送を可能にしたアップデート「USB4 Version 2.0」

USB は、規格としては既に2019年に「USB4」が出ている。なお、スペースなしで続けて表記するのが正式らしく、"4.0" でもないらしい。よって、USB4 の次は USB4.1 とかではなく USB4 version 2.0 ということになるのだが、この USB という規格はバージョン・アップするたびに表記が次々と変わってしまい、全く統一性がない。何か不正な商品への対策でもあるのだろうか。たとえば、規格に準拠してもいない中国製とかベトナム製とかロシア製とかインド製のイカサマ商品がフライングで従来の表記を踏襲して "USB4.0" などと称して出回るのを牽制するためとか。しかしそれでも、正規の商品を買ったり報じる人たちですら混乱するようなことをやってしまっては、結局のところ買う側も正式な表記が分からないままだったり誤解したままだったりして、それほど効果があるとは思えない。あるいは、規格の仕様も含めて考えてるやつが昔から揃いも揃って無能ばかりという可能性もある。

そんなこんなで、既にアマゾンでは USB4 の規格に準拠したと称する高額なケーブルが出回っているのだけれど、繋ぐ先がないのに、こんなものを買うのは情弱だけかと思わなくもない。たとえば外付け HDD などで検索しても、たいていが「USB 4.0」などと不正な表記で対応を謳っている商品ばかりが出てくるので、たぶんこんなのはブランドやケースの形状を変えただけのイカサマ中国製品だろう。

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