Scribble at 2026-01-23 06:02:05 Last modified: unmodified
当サイトで掲載している英語の勉強について取り上げた論説の内容を自己点検しようという意図もあって、このような著作を手に入れた。実は既に久保田氏の論文を論説で紹介しているので、全く未知の人物というわけではないのだが、自分の主張に都合がいい論文だけを拾い上げていると思われても困るので、同じ著者が僕の主張と反対の意見や議論を展開していれば、積極的に参照して吟味することが望ましい。
こういう態度は、思い込みこそ保身や安心の術だと二重に思い込んでいるようなネトウヨやリベラルのような無知無教養な諸君からすれば、一見するとただのマゾヒストに見えるかもしれないが、少なくとも大学院の博士課程へ進むのであれば必要な態度だ。修士課程(修士と博士で一貫教育のようなことをしている大学では、「博士課程前期課程」と言ったりする。僕が修士号を受けた関西大学もそうだ)までは、はっきり言えば自分に都合の良い論文で身を固めても日本の大学院ていどならディフェンス(修士課程や博士課程前期課程の修了試験でもある口頭試問で、修士論文の主張を擁護することを「ディフェンス」という。もちろん博士課程でも使う言葉だ)になるが、いくら日本の大学でも博士課程では通用しない。必ず、自分の主張に反対あるいは疑問をもつようなアプローチや立場を想定して、「壁打ち」あるいは「鉄を熱いうちに叩く」ようなことをやらなくてはいけない。もっとも、僕の論説は公開してから何度も書き加えたり訂正を加えて、かれこれ7年になるので、それまでのあいだにも色々な本やウェブ・ページを参照しながら内容を再考したり訂正している。