Scribble at 2022-09-22 09:24:50 Last modified: unmodified

随分と前から記事を読んでいないし Hacker News などでも記事が紹介されている事例を見かけなくなったのだが、いっときは reddit.com でも頻繁にリンクが紹介されていたブログがあった。いや、いまもあるのかもしれないから探しているのだけれど、筆者もブログのタイトルも忘れてしまったから、かなり面倒だ。確か、著者の写真がサイドバーに小さく掲載されていて、小柄な坊やの風体でオレンジのシャツを着ていたように記憶している。でも、それだけでは日本のプログラマで分かる人など殆どいまい。

いま、試しに "programming blogs you must read in 2022" みたいなタイトルで検索してみても、そういう記事で紹介されているブログなんて、たいていは最近の上場企業の技術者ブログが大半を占めている。要するにトレンドなり話題になっているものが多くて、もちろん古くからある Coding Horror なども紹介されてはいるが、たとえば Lambda the Ultimate とか High Scalability とか Daemonic Dispatches などはない。ともかく、最近の "best programming blogs" として紹介されているものの多くは、いわゆる「メディア」であって、相当な割合がセミナーとか出版物とか掲載している広告の実質的なアフィリエイトだ。最初からそういう意図で記事が書かれているようなブログは、どれほど blockchain だ big data だ machine learning だ quantum computing だと言っていようと、信用はできない。そして、そういうメディアを紹介してる "best programming blogs" なんて記事を書いてるブログ自体も、間接的なアフィリエイト・サイトと言ってもいい。バカはバカの話しか耳に入らないので、バカが書いたものしか紹介しないからだ。

そもそも、どうして彼のブログが見つからないかというと、本当なら Feedly に RSS を登録していたはずだから Feedly の subscribed entries を丁寧に見ていったら分かりそうなものだったのだが、あいにく僕は Feedly のアーリー・アダプタらしいので、無料プランのユーザであるにも関わらず無制限の RSS を登録できていたのだった(だから Google の RSS Reader から全ての登録内容をインポートできた)。でも、5年ほど前だったか、無料プランで使ってきたユーザのうち、僕らのような初期の頃から使っていたユーザも RSS を1,000件までに減らさなくてはならなくなったので、最も登録数の多かったプログラミング関連のエントリーを大幅に削った。その際に、削る基準として最近の更新情報がないエントリーを古いものから順番に消していくと、恐らく彼のブログも更新が途絶えていたタイミングだったのか、RSS を削除してしまったらしい。なので、Feedly のリストを見てもわからないというわけである。実際、もうプログラミング関連のエントリーは100個もない。

ということで、いまでもこうして思い出すたびに探しているのだが、なかなか分からない。ということは、ブックマーク・サイトでも紹介されていないということでもあろうから、そもそもブログの更新なり運営が終わっている可能性もある。いくら古くても更新されているブログなら Coding Horror のように、現在でも紹介されるのだ。

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