Scribble at 2022-08-22 23:27:05 Last modified: 2022-08-22 23:32:37

先日 SWI-Prolog を Raspberry Pi Zero W に入れてみた後で Windows には GNU Prolog を入れた。Prolog は基本的な言語仕様(かつては JIS にもなったことがある)を超えると処理系の実装によってかなり仕様が異なるらしいから、その違いを確認してみようという意図もあったからだ。

ところで、Prolog についてはさほど詳しく調べているわけではないのだが、単純に Google で検索してみたら、最初は 224,000 件ほどヒットするのだが、検索結果のページを進んでゆくと6ページ、つまりは100件ほどで結果がなくなり(僕は1ページを20件ずつ表示する設定にしている)、重複しているページを除外したとかいったメッセージが出てくる。驚くべきことに、99.95% が同じページのインデックスか distribution ないし巧妙な複製と判断されているのだろう。しかし、実際には6ページまでのあいだにも重複しているページが多数あり、あいかわらず Qiita や三流コーダのブログなどに「やってみた」系の愚にもつかない走り書きがあるし、辺境の地にある大学とか都心の三流大学などで教えている暇人が作った、たいていは出来の悪い教育用コンテンツとかがオンラインで放置されている。書籍も30年近くにわたって殆ど出版されていないし、酷いありさまだ。

よって、皮肉なことだがウィキペディアの "Prolog" のエントリーが解説として最もよくまとまっていると言わざるをえない。人工知能に応用されたりしているため、またぞろナウいものに唾だけはつけようとする子供がたくさん現れるのが Japan とか呼ばれている辺境国家の通例ではあるが、悲しいことに、そのあとはプロパーの学者や IT ゼネコンの「官製天才」ですら、学部の卒論レベルの文章や成果すら出せない無能揃いゆえ、インド人どころか、いまやブラジル人の足元にも及ばない連中に Prolog の何を語れようかという気もするが、中には優秀な人物もいるのは知っているから、彼らが(有能な連中はあたりまえのように)英語を身に着けて日本を出ていくときに後ろ足で土をかけられるような国にはしたくないものだ。

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