Scribble at 2024-03-05 07:21:29 Last modified: unmodified
森永の『チョコフレーク』に続いて、今度は明治の『チェルシー』が市場から去っていく。
もちろんだが、これらの味を維持するために、現代では許容されない分量の食品添加物が必要であれば、味を変えるくらいなら商品としてのライフ・サイクルを終えるという選択肢もわかる。でも、『チョコフレーク』にしても『チェルシー』にしても、製造を終了する理由は収益性ということなのだから、要は売れていないということである。そして、その原因として考えられるのは、消費者の嗜好が変わってしまったか、あるいは単なる販促不足や営業的な駆け引きで他社に負け続けているという事情の二つであろう。もちろん両方の事情が重なった可能性もある。
ホワイト・デーを前にしての話題だが、昨今は「あなたにも、チェルシー、あげたい」という人はいないのだろうか。