Scribble at 2023-04-23 09:23:19 Last modified: 2023-04-24 15:38:32

Q2 老眼の度が止まらず眼鏡を買い替えてばかり。度重なる出費に頭を悩ませています。いつ止まるのでしょうか。

A2 通常、老眼は40代半ばから進み、60歳すぎには止まるといわれています。度が止まるということは、自在なピント調節ができなくなり、一定の場所のピントで固定されるということ。ピントがどこで固定されるかは人によります。50代は急激に度が進むため、眼鏡を買っても買っても、という点は致し方ない部分があります。クリアな視界は、社会生活を営むうえでとても大切なもの。人生において必要な投資と考え、目の変化に対応した眼鏡を用意するのがベターです。

“止まらない老眼”とうまく付き合う方法、教えます

老眼というのは、或る程度までの進行で度が止まると言われている。度が止まる年齢や進み具合は人によって違うわけだが、おおよそ上記の記事で医師が答えているように60歳前後らしい。そして、僕は3年ほど前に父親からの御下がりで譲り受けた老眼鏡を使い始めてから、かれこれずっと、辞書など小さな文字を近くで見るのに支障を感じていないため、早い話が3年前、つまり51歳頃で老眼の進行が止まってしまったように思う。だいたい、老眼だと自覚したのが50歳になる前くらいなので、自分でも思い返して驚くことに2年くらいで老眼の進行が急に進んでから止まってしまったことになる。すると、いまは一旦停止の状況で再び老眼の進行が始まるのだろうか。これはよく分からないが、停止してから3年以上は経過しているので、これはこれで助かる。

ただ、老眼鏡のスペアを物色して試しに購入しても、いまいち度が合っていないように感じる。これはもともと眼鏡をかけている人なら誰でもスペアを持っていると思うのだが、家の中や外で眼鏡を落としたり何かにぶつけて破損するリスクがあるため、最低でも1本は予備の眼鏡をもつのが道理だろう。しかも、老眼鏡は眼鏡店で作ってもらったわけでもない限りは、1,000円もしない。非常に安いので、スペアを持つコストがかからないから手軽にスペアを持てる。ただ、僕の場合に困るのは、自分の生活している環境で使えるという意味での度がよく分からないということだ。

前にも書いたことはあるが、一度だけ自宅の近くにある眼鏡店で測定してもらってオリジナルの老眼鏡を作ってもらったことがある。左右で微妙に度数が違っているらしく、それぞれの度数に応じてレンズを使う必要があるらしい(細かい文字を読むとブレているように見えるのは、乱視だからというよりも、左右で眼の度数が違うのに左右のレンズで均一の度数の老眼鏡をかけるからなのだろう)。でも、その老眼鏡は殆ど使っていない。理由は、店内で確認するとよく見えると思ったのだけれど、測定して作ってもらう老眼鏡は特定の距離だけにしかピントが合わないので、常に眼鏡をかけて室内を歩いたり机で作業するには、他の距離がぜんぜん見えなくなって逆に疲れるからだ。よって、漫画やテレビ・ドラマで職人のジジイとかが老眼鏡をかけている姿として描かれるように、パッドを鼻の頭に引っ掛けて事実上の遠近両用の状態にする必要がある。これは、正直なところ面倒だし、下向きでしか近くが見えない(逆に言うと下向きは遠くが見えない)のは色々な意味で危険でもある。たとえば老眼鏡をかけて階段を降りるのが非常に怖くなる。

ということで、父親からの御下がりと同じような見え方の老眼鏡を探していて、少なくとも度数さえ分かれば、あとはファッションとして色々な眼鏡から選べばいいと思うのだが、なかなか見つからないのが不思議だ。父親当人は、既にもっと度数の高い眼鏡をかけているため、もう何年前に買って度数が幾つだったのかも忘れてしまったらしいのだが、眼鏡店で作ってもらったオリジナルでもなく、安いものだったという。こんなもので、親からの御下がりというだけで何らかの心理的な効果があって「見えるように感じる」なんて錯覚が起きるとは思えないし、そういう錯覚を排除するためにも、測定して作ってもらった(一定の距離については非常によく見える)眼鏡と見え方を比べながら店頭で試してから買ってみるのだが、やはり店頭で見えるということと、実際に僕自身の生活する環境で色々なものへ焦点を合わせて見るということには違いがあるらしい。AliExpress などで 0.5, 0.75, 1.0 などと何本かの安い老眼鏡を試しに買ってみたりするのだけれど、どうもしっくりこない。おおよそ、1.0 から 1.5 くらいではないかという結論にはなったのだけれど、1.0 も 1.5 も譲り受けた老眼鏡と比べて同じように見えるとは感じられないのが不思議だ。それ以上の度数だと高すぎて、短時間だけはっきりと見えるが、あまり長く見ていると疲れたり酔った気分になるから、1.5 以上は合っていない筈だ。それに比べて、譲り受けた老眼鏡は起床してから自分で気づくまで掛けたまま生活していられる。

量販店で、1.25 とか 1.4 などという微妙な度数の老眼鏡を売っているとは思わないので、恐らくは 1.0 か 1.5 のどちらかであろう。どちらも違うように感じてしまう理由は分からないが、おおよそ老眼の進行が止まっているように思うので、もう少し試してみよう。AliExpress だと1本で200円くらい(しかも、届くのに1ヵ月くらいかかるが送料込みで)なのが助かる。

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