Scribble at 2024-01-02 15:01:22 Last modified: 2024-01-02 19:41:12
現存する日本最古の自治寮、京都大学吉田寮の建物の歴史と現寮生・卒寮生へのインタビューを紹介しています。自治寮での暮らしぶりや吉田寮に対する想いが生き生きと語られている記録映像です。(2023/95min/HD)
YouTube に吉田寮のチャネルがあるらしく、今年の賀状で取材を受けた当人から上記の映像作品を紹介された。敢えて詳しくは書かないが、上に映っているのが、僕の高校時代からの友人で、現在は(ちょうど昨日から地震で被害を受けている)北陸の大学で経済史を教えている人物だ。やや頭髪が薄くなっているが、殆ど高校時代の印象から変わっていない。([追記] 最初に投稿してから6時間後になるが、彼は実家に帰省していたらしく、ひとまず大丈夫のようだ。ただ、航空機事故も起きていて報道が色々とあるけれど、やはり現地での被害の様子がどんどん分かってきて、彼の部屋なり学生さんや大学関係者の安否なども心配だろうと思う。)
さて吉田寮へは、彼が入寮していた当時の1990年代の始め頃に僕も訪れたことがある。確か、本来なら相部屋として使う筈の12畳くらいある部屋を一人で使っていて、部屋の片側には経済学の本がズラリと並んでいて、そしてもう片側には・・・当人の名誉のために敢えて書かないでおくが、妙なジャンルの本棚が並んでいたのが印象的だった。もちろん、映像の中で話していたのと同じく、中核派やら統一教会(原理研)やらの集会とか合宿に顔を出して、本来なら色々な人々からスパイの嫌疑をかけられかねない状況だったろうと思うが、なぜか当人は平然として楽しくやってるような様子だった。三人で記念写真を撮ろうというときでも、ヘルメットを被ってタオルでマスクをしてサングラスをかけるという風貌をしはじめて、僕と一緒に訪れた友人が呆れるような始末であった。
訪問していたときは、寮生がそれぞれ自分たちの生活スタイルやリズムを維持していて、他人のやってることに過剰で軽率な干渉はしないという人々が多かったように思う。それでも、そのような状況やスタイルそのものを守るためには、みんなで集まって考えたり他のステークホルダを説得するために取り組むというところが、多くの自主性に富む人々を惹きつけてきたのだろう。