Scribble at 2022-09-02 13:50:35 Last modified: unmodified
社内でどこに行ったのか分からなかった Mac Pro が、或る机の下に箱に入って置いてあった。試しにモニターやキーボードなど所定の周辺機器を繋いで起動してみると、macOS のセットアップ画面が出てくる。ということは、使っていたデザイナーが退職した後は中身を消して初期化してあったのだろう。スペックはよく分からないので、ひとまずセットアップしてみることとした。
スペックとしては、Mac Pro (Late 2013) という10年近く前のモデルである。発表当初は「ゴミ箱」と綽名された、あの円筒形の奇妙なやつだ。初期化してあるため、OS は Mojave (10.14.6) というありさまで、これは問答無用でアップデートしてから、もっと新しいバージョンに引き上げなくてはいけない。アップデートが終わってから新しいバージョンに引き上げてみると、なんと Monterey に対応しているようだ。10年近く前のマシンでも最新の OS でサポートされているのは助かる。ということで、13 GB くらいのダウンロードが必要らしいから、そのまま放置しておく。
実際に使ってみると、2013年のマシンとは思えないくらい軽快な動作だ。Xeon で動作していてメモリが 32 GB であれば、他に大きなアプリケーションがない限りは、こういうものなのだろう。ただ、ストレージが 250 GB しかないし、やはり10年近く前の機種とあって耐久性に不安もあるから、いま会社で使ってる iMac 5K Retina の動作が重いので代わりに使えるかと思ったが、これはやめた方がよさそうだ。ひとまず Mac Pro を使ったぞという僅かな経験だけもらって、売却することになるだろう。