Scribble at 2023-11-13 16:55:12 Last modified: 2023-11-14 12:22:46

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ミニブログ「Tumblr」を所有するテクノロジー企業「Automattic」のマット・マレンウェッグCEOがTumblr運営チームの大幅な縮小を発表しました。合わせて、Tumblrには1億ドル(約150億円)を超える費用が費やされていたことも明かされています。

Tumblr復活のために150億円以上が費やされたものの最盛期には及ばず運営チームの大幅縮小が決定

ていうか、いまだに事業が続いてることにこそ驚くわ。とにかく UI がめちゃくちゃわかりにくくて、ブログなのか、メモ帳サービスなのか、ソーシャル・ブックマークなのか、画像投稿サービスなのか、流行してる SNS のコンテンツをデタラメに詰め込んだようなサイトで、はっきり言って意味不明だったので、いちおう10年以上も前にアカウントは作ったけれど全くアクセスする気が起きなかった。せいぜい、連れ合いが画像を見つけてきて投稿してるページを眺めるくらいしか使わなかった。たぶん、これからも使う気は起きない。

それから、これは上記の記事で知ったのだが、Automattic が買収していたことにも驚いた。マットになにがしかの計画はあったのだろうけど、そもそも Tumblr はアダルト画像の投稿先として広まり、正直なところ Twitter や Delicious なんかの競合とはぜんぜんみなされていなかったわけだよね。当時から。要するに、SNS として扱われておらず、2ちゃんねらーがスケベ画像を貼り付ける imgur なんかと同列の扱いだったんだよ。WordPress.com の収益を割いてまで投資するようなサービスでもなければ、その商圏だって最初から怪しかったと言って良い。

マットがおかしな「成長病」にかかっていなければいいのだが。アメリカのベンチャーの場合、上場していなくても VC からの私的な圧力というのがあるので、裏でどうなってるのか分からんからね。

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