Scribble at 2022-07-04 13:39:17 Last modified: 2022-07-04 13:58:34

ここ数日の au/KDDI での大規模通信障害とは別に、僕のスマートフォンが不調となっている件も早めに何か対策をとった方がよい。指紋認証もできなくなって、タップの反応も鈍く、そして裏蓋が本体から外れてしまうほどバッテリーが膨張している。そこで、先週から機種変更の良い機会かなと思って色々と物色していたのだけれど、既に書いた通り、

(1) 次は iPhone に機種変更したいが、オンライン・ショップに全く在庫がない。

(2) しかもここ２日で、報道のとおり急に値段が上がって mini ですら10万円を超えている。

ということで、iPhone を月賦で購入するのは無理があると思った。au/KDDI の料金としては、従来の使い方だと月額で２万円を超えてしまうからだ。アマゾンで本を１冊も買わなければ１万数千円台で済むかもしれないが、iPhone を使うのと本を買うのとでは比較すること自体が愚行というものだろう。別に iPhone を持つこと自体が目的になっているわけではない（そもそも業務用に iPhone SE 2nd は使ってる）。なので、とうぶん iPhone は見送りとした。

だが、Android の機種を見ても、はっきり言って AQUOS zero2 から機種交換するほどの商品がない。最新機種はどれも 5G だが、別に外でスマートフォンを使って大容量のデータを扱うような用途なんてないし、自宅では常に Wi-Fi で NURO の回線を使ってるから、そもそも僕の生活では 5G の回線にするメリットが全くないのだ。そして、とにかくムカつくのが、10万円を超える機種であっても、それらが高額商品である理由の大半がカメラの性能に偏っていることである。XPERIA なら Sony ということで内蔵スピーカーなどに期待はできるが、しょせん実機で音を聴いていない以上は選びようがない（イヤフォンで聞くだけなら AQUOS zero2 でも問題ないし、寧ろイヤフォンの性能が最も重要だ）。

そして、AQUOS の後継機種を見ても、さほどスペックとして向上していないように思える。それもその筈で、AQUOS zero2 は約10万円の中堅機種（シャープ製品のランクとしてはフラッグシップ・モデル）だが、後継機種となる最新の 5G 端末はどれも４万円前後のエントリー・モデルばかりだからだ。sense6s が４万円くらい。そして zero シリーズの直接の後継である zero6 は７万円ほどだが、これは昨年の発売なので、そもそも au のオンライン・ショップで既に扱っていない。

そんなわけで、結局は au の「故障紛失サービス」を利用して同じ機種で交換してもらうこととした。液晶画面が割れたりしたトラブルではないため、オンラインのチャットで状況を説明して交換できるかどうか判断してもらう必要はあるが、裏蓋が開いていたりバッテリーが膨張したり指紋が登録できないといった説明で、上記のとおり交換の手続きまで案内してもらった。この大混乱の状況で、担当が違うとはいえ相手によって変な言いがかりをつけられかねない状況だが、冷静かつ丁寧に対応していただいた。たぶん、客によっては大規模障害で迷惑してるから交換サービスの料金をタダにしろとか言うやつがいるに違いない。

過去に別の機種で既に交換している実績があるため、２回目の利用として料金が６千円ほどかかるかと思っていたのだが、長年にわたって利用しているユーザとのことで（今年で20年を超えた）、値引きしてもらって2,000円で新しい商品と交換できるのは助かった。AQUOS zero2 という機種そのものは、まだ２年でも使えるスペックなのだし、もともと問題なければこのまま本体の月賦が全て終わる２年後まで使おうと思っていたので、今回の交換で再び新調されたのだから、ハードウェアとしては２年以上に渡って使えることになった。

さて、それはそうと au/KDDI の通話障害（通信障害は、もともと僕のスマートフォンでは全く起きてなかった）については、最も心配していた実家の父親（ガラケーも固定電話も au/KDDI）には、さきほどソフトバンクのスマートフォンから固定電話には繋がった。ということで、実家は電話を受けるにあたっては障害が解消されたのかもしれない。再び繋がらなくなったという人も Twitter では見かけるので、まだ信用しきれないが。僕のスマートフォンは12時過ぎまで依然として架電も受電もできないままだったのだが、いまこうして書いている13時57分の時点で時報にかけると、ようやく繋がった。