Scribble at 2022-07-02 09:27:12 Last modified: 2022-07-02 11:51:24

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つい数週間前に、SHARP AQUOS zero2 の2年縛りが終わって、残金を再び24ヵ月の月賦に組み替えて電話料金に含める契約となった。まだ2年は SHV47 を使おうと言っていたのだが、ソニータイマーがシャープの製品に入っているのか、2年縛りが終わったとたんに色々な不具合が出始めている。

(1) 今週の初めに出社したとき、帰宅する際に連れ合いへ電話しようとしたら「通話できません」と電話のアプリケーションが即座に落ちてしまうという障害が何度も起きたため、本機を再起動して通話できるようになった。こういうことが起きると、スマートフォンがしょせん「電話」ではなく、通話アプリケーションがプレインストールされた小型のパソコン、しかもやたらと内臓カメラのスペックだけ突出して高性能な〈奇形のパソコン〉だと実感させられる。

(2) 内臓のバッテリーが膨張している話も既に書いたのだが、あれからも膨張が続いて、しまいに本機の左下が常に蓋を開いたような状況になっていて、スマートフォンを収納している透明ケースから本体が出てしまっている。バッテリーの膨張という状況だけで破裂するとは限らないようだが、それでも使っていて頻繁に「ふにふに」と凹むような感触があるのは不安だ。

(3) そしてついに昨日、指紋認証ができなくなった。いったん指紋のデータを削除して登録しなおそうとしても、そもそも指紋を認識しない。もちろん、僕は親指の指紋がなくなるほどゲームや SNS を使って画面を猿みたいにスワイプするような人間ではないし、どこか某国のスパイとなって指紋を消した覚えもない。仕方なく、指紋認証はやめてスワイプによるパターン認証と顔認証だけでアクセスしている。でも、この様子だと他の認証方法も使えなくなる可能性があろう。指紋認証は、別に本機で特別な物理センサーを使っているわけではなく、液晶画面の一部をセンサー代わりに機能させているだけだからだ。つまり、指紋認証が使えなくなったということは、もう液晶画面の反応が全般的に劣化している兆候だろう。実際、他のシーンでも画面をタップして反応しないという事例が増えた。五十代の耄碌じいさんの指だからなのかと思ったが、耄碌したのは液晶画面の方だったのだろう。

このような事情で、昨日から仕方なく(本当に。SHV47 は画面も綺麗だし、まだ使いたい)機種変更を検討している。でも、将来に遅かれ早かれ機種変更するなら次は iPhone にしようと思っていたのだけれど、実際に au のサイトで調べてみたら、何一つない。サイトのカタログが存在しているにすぎず、実は au は iPhone の在庫なんて持っていないのだ。念のため、「キャバ嬢専用」と言われる iPhone mini から、Pro Max なんていうゴリラ専用の機種まで全て在庫を調べたが、オンライン・ショップには在庫が全くなかったし、予約すら受け付けていなかった。つまり、現状の au は手元になく、入荷するかどうかも分からない商品の画像だけをサイトに陳列して販売する真似事をしているだけである。店頭で買う? 店頭で買うときは即金で全額支払いだろう。その場で10万円を払う貯金が零細ベンチャーの部長にあるくらいなら、その金で俺は iPhone なんかよりもスーツと革靴を買うわ。

ともかく、機種変更を急がなくてはいけないのは確かだ。急に使えなくなると、Amazon や Twitter なんてどうだっていいが、Google Auth を初めとする MFA が使えなくなり、他の機種に機能を移すために色々なところへ出向いたり申請して MFA を解除してもらわなくてはならなくなって、色々な事情で困るし面倒なことになる。よって、仕方のないことだがオンライン・ショップで在庫がある機種の中から選ばざるをえない。すると、SHARP AQUOS sense6s (SHG07) という機種はあるようだ。(それにしても、なんで AQUOS ケータイの機種名は文字を全て "zero2" とか "sense6s" などと繋げて表記するのだろう。)

あるいは「故障紛失サポート」のオプションをつけているため、これを利用して AQUOS zero2 の同機種を送ってもらうという手もある。ただ、あいにく昨日から au や UQ モバイル のサービスで通信障害が起きているらしく、au/KDDI のサイトそのものが非常に重たく、またページ遷移すると「このページは現在機能していません」というエラー画面が頻繁に出てくる(リロードすると表示されることが多い)ため、色々な申し込みをサイトでやるには不安がある。こういう状況だとセッションが勝手に切断されたり、フォームを使ってもタイムアウトしたり、やりなおしても二重に処理されるリスクがあったりと、色々な点で挙動の予想がつかないからだ。プロの我々でも、こういうときにウェブサイトのアプリケーションを使うのは敬遠するものである。

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