Scribble at 2023-01-12 15:30:52 Last modified: 2023-01-12 15:32:17
「勝者の記念撮影」は対局終了後、勝った棋士がユニークな姿で写真を撮り、開催地への感謝を伝える恒例行事。写真はスポーツニッポン紙を大きく飾り、将棋ファンや地元の人たちを楽しませている。
父親が将棋を楽しんでいるため、このところ将棋の報道とかサイトを見るようになったのだけれど、常々よく分からないのが、この手の下らない「ファン・サービス」とやらだ。たぶん「ファン」が喜んでるなんてのは、マスコミが思い込みで書いてるだけの錯覚だろう。いや、恐らくマスコミが記事のネタになるからやらせてるだけであって、これは事実上の「マスコミ・サービス」はないのか。
もちろん、報道機関にそっぽを向かれると困るだろうから棋士の団体からは何も言われないのだろう。でも、それをいいことにクズみたいな仕事をしている自覚もなく、えんえんとこんな茶番を新卒で入社してから定年まで続けても、新聞記者とか校閲係とか編集委員というのは屁とも思わないわけである。もちろん、経営者たちはこんなものが茶番だと最初から分かってるだろう。なぜなら、そもそも彼らにすれば「新聞発行」とか「報道」とか「ジャーナリズム」なんてもの自体が茶番だからだ。