Scribble at 2023-05-25 09:59:27 Last modified: 2023-05-25 10:03:11

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上の画面でも分かるように、少なくとも日本国内の業務用の剃刀市場というのがいかに狭いかがよく分かる。「業務用 剃刀」というキーワードだと、Google の検索でたった2ページ分(しかも広告や重複したページを除外すると、たぶん1ページ分)しか結果が返ってこない。SEO 業者なら鼻くそをほじってるあいだにでも検索結果の1位が取れるんじゃないかと思うくらい、涎が垂れるようなブルー・オーシャンだが、逆に言えば誰も「業務用の剃刀」なんて検索しないということでもある。ちなみに「剃刀」の代わりに「カミソリ」で検索すると、ヒットするページは200万件をこえるけれど、それでも検索結果として表示されるページは3ページ分しかない。

そして更に驚くこととして、「業務用 剃刀」という検索で、フェザー安全剃刀や貝印、あるいは本当に業務用の剃刀しか製造していない、ソリ子ちゃんだの Be-Glad だののメーカーのサイトすらヒットしないんだから、これだけマーケティング屋を罵倒してる俺が言うのもおかしなことだけど、オンライン・マーケティングの基礎すらなってないことに呆れてしまう(もちろん、まともなマーケティングとか広告宣伝は効果的だし意味があるし、学術研究の課題としても有意義だ)。

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