Scribble at 2022-11-01 17:19:30 Last modified: 2022-11-01 17:34:39

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Teach Yourself the Unix C Shell in 14 Days (Unix Library, 1994)

csh / tcsh 関連の書籍は大多数を手に入れたのだが、上記の一冊だけは未見である。オンラインで(それこそ海賊版すら)探したのだが、本書は見当たらないため、古本として購入するしかなさそうだ。最も安いのは3,000円弱だから買えない値段でもないが、僕は別に C シェルのアーカイブをつくる意図はないので、資料をすべて手元に置くといったコレクター的な動機もなければ、C シェルについて色々と知っておきたいという好事家みたいな目的もない。いまや多くのブログ記事や著作で批評される理由は分かるのだが、それでも長らく使われてきている事実には一定の裏付けがあり、単に zsh などがナウいというだけで切り捨てる気にはなれないため、csh / tcsh の利点や欠点をソース・コードのレベルで(つまりシステム・コールのプログラミングというレイヤーで)知っておきたいと思うだけである。

よって、僕は tcsh のシェル・スクリプトを極めたいなんて思っていないし、いやそれどころかシェル・スクリプティングそのものにすら強い関心はないのである。スクリプトとして「こういうコードが書けない」とか「こう書くと動作がおかしい」なんてのは、要するにユーザとしての文句であって、シェルという処理系のエンジニアとしての批評じゃないんだよね。そんなもんをどれほど言ったところで、UNIX の文化においては「じゃあおまえが治してみろ」という話でしかない。

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