Scribble at 2024-07-19 14:26:01 Last modified: 2024-07-19 14:35:11
バンス氏は、かつて「終わりのないウクライナ戦争に支援を続けるのは、米国の国益にならない」と語り、ウクライナへの軍事支援は欧州が担うべきだとの立場を示してきた。欧州では、トランプ政権復活の可能性に不安が広がっている。
もちろんロシアがやっていることは侵略行為であって許されるものではない。しかし、ロシアにアメリカが率先して対抗する責任なんてないし、ましてや国益という観点で言えば過剰にロシアと対立する必要もないわけで、トランプ陣営が言っているように、本来なら EU なり EU 圏の NATO 諸国が率先してイニシアチブをとって対応すべきことだと思う。もちろん、アメリカとロシアは隣国ではあるけれど(たとえばアラスカで国境を接している)、アメリカはロシアにだけかまっている余裕はない。それに、そもそもアメリカが「世界の警察」となっていた状況を由々しきことだと言ってきた人々も、左翼やリベラルどころか右翼にもいたわけだ。よって、いまさらアメリカがウクライナから手を引いたところで、何を非難されるいわれがあろうかと思う。
本来、国際政治や国際外交において最終の権威をもつべきは国連だというのが建前だったはずだ。しかし、国連というのはいまだに第二次世界大戦の構図を引きずっていて、ここでも何度か紹介したように、日本は国連に莫大な資金を拠出しているはずだが、国連は戦後半世紀を越えても一切の公式ドキュメントを日本語版で公表しようとしない。国連において日本という国は、その成果を報告しなくてもいいのに、「安保理常任理事国」になりたいという下心だけで大金を「お小遣い」としてくれる、スケベな成金オヤジみたいなものだと思われているわけだ。これが人種差別でなくして何なのかという気がするね。
なので、僕に言わせればアメリカがウクライナから手を引いてもぜんぜん問題ないし、それでロシアや中国が出鱈目なことをやりだすなら、それを止めるのは個々の当事国や周辺の国だろうと思う。外交で最低限の努力は続けるべきだが、結局のところ相手が馬鹿やキチガイとして向かってくるなら、どれほど聖人君子を気取っていようと負けたら終わりなわけで、ぶん殴って叩き伏せるしかないのだ。それを可能な限り避けるための工夫が国連なりさまざまな条約であるわけだが、やはり限界はあるし、僕は国連はぜんぜん信用していないので、ゴロツキ国家やテロリストをねじ伏せた後に新しい組織をつくる必要があろうと思う。