Scribble at 2024-01-24 20:15:10 Last modified: unmodified
よく、コンビニエンス・ストアなんかで売ってる小袋に入ったレモンの皮とか、干し梅とか、あるいはコーラ味のグミでもいいけれど、そういう商品の袋というのは、いまだと特殊な袋になっている。つまり、最初は袋の上辺を何ミリか裂いて口を開けると、あとはジップロックみたいな仕組みで密封できるようになっているのだ。もちろん、よくご存知の方も多いだろう。そして、この袋の口が非常に開け辛くてイライラさせられる人も多いだろうと思う。僕もそうだ。
その原因は、もちろん最初に袋の上辺を裂くときに、皮肉なことだが綺麗に開けてしまったことだ。ここを綺麗に開けてしまうと、口の両側が同じ高さになってしまい、指で片側を引っ掛けて口を開けにくくなってしまうのである。逆に袋の上辺を雑に開けると、袋の口のどちらかが切れすぎあるいは裂けすぎてしまう。でも、そうなることで、却って指がどちらかの側に引っかかりやすくなって、袋を開けやすくなるのだ。
ということがあるために、こういう袋を開けるときは、あまり綺麗に開けないようにしている。傍目から見ると乱雑に扱っているように見えるとは思うが、このていど乱雑に扱うくらいで中身の品質が劣化するような食べ物や袋であるなら、いっそ最初に袋から小皿へ全て出してしまうほうがいいのである。