Scribble at 2024-08-30 13:22:00 Last modified: unmodified
つながらない権利が付与された従業員は、勤務時間外において雇用主などからの連絡の監視・閲覧・応答を拒否する事ができます。COVID-19のパンデミックにより仕事と私生活の区切りがあいまいになるなかで、「仕事上のメールやメッセージ、電話が継続的に私生活へ侵入してくることに立ち向かう自信を与えてくれる」とつながらない権利法の支持者は述べました。
まぁ、僕らのような企業の役職者とか、裁量労働(実態は見かけだけだとしても)の職能についてる社員とかは華麗にスルーみたいな事案ではある。よって、実質的に広告、報道、出版、イベント、興業、印刷、ウェブといった業界では、こんな法令ができても実質的には法令がないのと同じであろう。
ただし、「あっ、iPhone のサイレント・スイッチを入れてたわ」とか「ケータイをトイレに置き忘れてました」みたいなアホのふりをして着信をスルーするという手は使えるし、弊社のようにクラウド・サービスの内線およぼ IVR のシステムを導入している場合は、着信を別の番号に転送できるので、敢えて自動応答しか動かない代表番号に転送してしまうという手もある。
つまり、着信そのものを拒否する手はいくらでもあるわけで、結局のところこういう問題の核心は「相手を怒らせないようにするにはどうするか」ということなのだ。機能とか法律の問題じゃなくて、要するに商慣行とか人間関係の問題なんだよ。だから、逆に言えば法令ではどうにもならないのだ。