Scribble at 2025-10-21 12:54:25 Last modified: unmodified
チャットGPTなどの生成AIでこれからのビジネスはどう変わるのか。日本工業大学大学院技術経営研究科の田中道昭教授は「アマゾンの音声アシスタント『アレクサ』が生成AIで急速に進化している。アップルが『デバイスのOS』を、グーグルが『検索のOS』を支配したように、アマゾンはAWS×新アレクサによって『生活と産業のOS』を狙っている」という――。
この手の提灯記事が報道や「お得情報」の姿を借りた立派なステマであることは、義務教育レベルのメディア・リテラシーをちゃんと教えていたら中学生にでも分かることだ。なので、いちいち僕らが指摘するまでもないことなのだが、残念なことに「義務教育レベルのメディア・リテラシー」を教えられる中等教育課程の教員は100人に1人すらいないのが現状だし、おおよそ四十代以上は学ぶ気もないであろうから、自力で関心を持ったり学ぶ若者にしか期待できないと言って良い。「デジタル・ネイティブ」などと呼ばれている、ネット・ベンチャーやオンライン・ゲーム企業の収益モデルを構成する生体部品にすぎない小僧なんかに、僕は期待しない。
さて、昔懐かしき Second Life からメタバースに至るまで、オンライン・サービスで生活のインフラを作るなどという与太話を書く三流大学の教員というのは履いて捨てるほどいるわけだが、アマゾンで注文した商品を、シティ・サイクルに乗って巨大な黒いカバンを背負った人々が運んでくるというだけのことを、まさか今頃になって先進的なロジスティックスだと宣伝する馬鹿がいるとは思わなかった。アマゾンのステマはいいとしても、これでは褒め殺しではないのか。