Scribble at 2022-04-27 10:13:51 Last modified: unmodified

一方、筋トレが週130~140分を超えると糖尿病以外の疾病リスクが上昇し、死亡リスクも高まることが判明、逆効果となる可能性が示唆された。

筋トレを週30分から60分、死亡・疾病リスクが減少…ただしやり過ぎは逆効果

そういえば NHK で筋トレを熱心に勧めている谷本道哉という人物は、色々なテレビ番組に出始めた頃は近畿大学の教員だったと思うが、いまでは順天堂大学にも籍を置いているらしい(近大から移ったのかどうかは知らない。大学教員は複数の大学で兼職できるからだ)。その順天堂大学から、こういう発表が出てきたのは何かの学内政治でも絡んでいるのだろうかと思ってしまう。

しかし、記事の内容は、ありていに言えば適度な運動をしましょうと言っているにすぎない。筋トレのリスクが逆に高まるという「週130~140分」(いつも思うが、なんで日本の新聞サイトは数字を全角で打ち込むのだろう)と言えば、毎日2時間も筋トレに費やすという意味なのだから、これはいくら何でも専業か趣味のアスリートでもなければかけられない時間だろう。僕らが本やビデオを眺めて励行している筋トレやストレッチと言えば、1日に3セットくらいを実行するとしても、その所要時間は1時間にも満たないだろうし、それ以上の時間をかけてはいられまい。昔から冗談で、体力づくりの運動に費やした時間と同じだけしか延命効果はないなどと言われたりする。運動そのものが人生の一部として快適だという人ならともかく、その程度の意味しかないなら、多くの人にとっては延命しようがしまいが大して変わるまい。

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