Scribble at 2023-12-14 21:54:58 Last modified: 2023-12-14 22:00:02
行動神経科学の教科書が1,000円という在庫処分の価格で販売されていたので、絶好のチャンスだし手に入れた。さきほど届いたので中をザッピングしてみただけだが、学部向けのテキストとして良く出来ていると思った。このレベルの教科書を続々と出しているのだから、もちろん国内の出版社から出ている教科書にも良書はあるが、やはり最低でも英語で書かれた書籍も利用してゆくのが適切な勉強方法だろう。たかだか600ページのテキストに「長文乙」とか言ってる、スマートフォンで細切れのラノベばかり読んでるような人々には威圧感を覚えるかもしれないが、僕はそういう若者をバカにしているわけではない。
冷静に考えてもらえば、細切れのラノベを延々と読んだ集計は、こういう大部の教科書を超えている場合もあるのだということに気づいてもらえばいいだけである。僕らにしても、こんな大著をアメリカの大学生のように数週間で読破するようなことはしない。それどころか、現地の大学生なら、そういう勉強を複数の教科について同時並行に遂行しなくてはいけないので、最低でも1日で500ページ以上の英文を読む力が必要だ。
ただ、日本の高校生が卒業時に期待されている英検2級の力があれば、慣れたら特に難しいことではないと思う。時間さえあれば、以前も PHP8 の本を2時間くらいで読了した話をご紹介したように、俺みたいな還暦前のジジイができるくらいなんだから。