Scribble at 2023-04-18 12:01:26 Last modified: 2023-04-19 17:03:16

ただいま、「Introduction to Replaceable Blade Straight Razor」として公開している記事を書き直している。"Shavette" という商標についても、さらに正確な説明をしておく必要がある(アメリカでは DEAD だが、EU では正式に登録され更新されている。彼らが「商標登録している」と言っているのは EU 圏では正しい)。また、"straight razor" を当サイトでは "SR" の略称で通すことにして、abbr タグで正式なスペルを加えることとした。そして、これの日本語訳である「直刃剃刀」については、たとえば GORO さんとかは「じかばかみそり」と呼んでいたりするし、そう呼ぶ理容師が多いのかもしれないが、やはり僕には「じか」と読むと "straight" というよりも "direct" というニュアンスに感じられて強い違和感があるため、当サイトでは(もちろん当サイトの論説を声に出して読む人はいないと思うが)「すぐはかみそり」と呼ぶことにしたい。刀剣の世界では、「直刃」は「すぐは」と読むのが標準らしいので、出鱈目な読み方ではない。

その他、幾つか思い違いをしていたり書き間違えていたことなども含めて、かなり手を入れている。もちろん、これは替刃式の直刃剃刀しか持っていない時点で書いた記事だから、SR を手にして実際に剃る経験も経たうえでの内容も書き足すことにした。これも僕の経験にもとづく範囲でしか書けないことだが、やはり SR と替刃式の剃刀とでは、かなり剃り方も剃り味も違っていることが分かったからだ。両者は、剃刀の運行や持ち方など共通する点が多いのは確かだが、剃る技能としては異なる点がある。替刃式のブレードは圧倒的に鋭いので、まさに「切る」と言っていいわけだが、SR は(僕の切れ刃の作り方が甘いせいもあろうが)「斬る」あるいは「切断する」という、もっと物理的な荒々しさを感じる。

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