Scribble at 2023-12-23 18:12:09 Last modified: unmodified

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トモダサイクル

以前にも紹介したと思うのだが、僕の実家の近くにはトモダサイクルという有名な自転車店があって、今日は父親の自転車がパンクしたというので、一緒に修理してもらいに行ってきた。僕がここでロード・レーサーを組んでもらったのは40年ほど前の話なので、当然だが当時の店主やおかみさんも引退されたか亡くなっているかもしれないが、店内は僕が高校生の頃とあまり変わっていない。そして、驚くことに自転車の値段すら殆ど変わっていないという印象がある。僕が高校時代にロード・レーサーを組んでもらったときも、チネリやビアンキのフレームは15万円前後だったし、いわゆるシティ・バイクも完成品で10万円前後だった。これは、生産効率の向上で人件費を抑制しているからできたのかもしれないが、かなり驚くべきことだ。カーボン・フレームのビアンキのバイクが、いまだに17万円ていどで買えるのだ。

といったことを、修理してもらうあいだは店内を眺めながら感じていた。肝心の父親の自転車は、やはり後輪のタイヤそのものが古くてヒビ割れていて、中のチューブを取り替えたくらいではどうしようもないとのことで、タイヤごと交換してもらった。ブリジストンのタイヤを付けてもらって、5,000円である。前輪の空気も入れてもらったり、オイルを使って足回りの調整をしてもらったり、ブレーキの点検もしてもらって、ほぼオーバー・ホールしたに近いのだから、妥当なコストというものだ。

僕のロード・レーサーも随分と乗っていないし、手入れもしていない。これも再び修理や点検に出す機会がやってくるのだろうか。

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