Scribble at 2022-09-14 11:35:53 Last modified: unmodified

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[Book review] Gödel, Escher, Bach: an in-depth explainer

確かに "Longreads" のようなサービスで提供されている文章は、海外でも長い文章だという自覚があるのだろうけど、それが「いけないこと」だなんて言ってるのは日本の無知無教養な凡俗だけなんだよね。馬鹿に限って馬鹿同士のコンセンサスを基準にして、傲慢にも「常識」だと言い出す。周りの馬鹿も支持してくれるものだから、それが国際的なスケールの愚鈍な話であることに気づかない。

特に、日本の読書系ブロガーというのは、実際のところは 99% がただのアフィリエイターなので、たとえば『ゲーデル・エッシャー・バッハ』という有名な著作物についても、上記のような分量と質をもつ書評なんて書けないんだよな。そもそも「理系」と称していようと、大学を出てからもまじめに勉強を続けていない東大や慶応の学卒ていどに、まともな書評を書く理数系の学識なんて身についてるわけがないんだよ。上の記事を書いた Marks 氏の素性はわからないが、プリミティヴな議論をしていながらも自分なりに学んだりコンピュータ・サイエンスとの関連をつけてみたりと試行錯誤している様子がわかる。日本で中学の読書感想文レベルの〈短文〉しか書けない自称「理系」どもに、こういうことをやる知性や教養や熱意があるのかね。野卑な小市民の生態としては昆虫と同然なのだから小遣い銭稼ぎも好きにすればいいが、恥を知れと言いたいね。

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