Scribble at 2025-04-20 14:53:32 Last modified: unmodified
加えて、AV1はロイヤリティフリーを掲げた次世代の動画圧縮コーデックとして注目されていますが、その「ロイヤリティフリー」という前提にはいくつかの問題点が存在します。AOMediaは、AV1の利用にライセンス料を必要としないことを大きな利点として強調してきましたが、現実にはAV1に関係する特許を保有する企業や団体がロイヤリティの請求を主張し始めており、その法的安定性には不確実性が残されています。
AV1 フォーマットが普及しない理由として、再生、つまりエンド・ユーザ側に大きな負荷がかかるというのが最大の理由として挙げられており、他にも上に引用したようにフリーの技術ではなくなるかもしれないという懸念があるようだ。でも、エンド・ユーザ側に負荷がかかるというだけでも、エンド・ユーザとしては、こんな技術がスタンダードになってしまっては困る。なぜなら、それは単にコンピュータを高額なモデルに買い替えさせる「マーケティング」の結果であり、ことの是非とは関係のないインチキ・トレンドだとしか思えないからだ。AV1 の規格を策定している中心が巨大企業であることも、それはそれで或る種の安定性はあるかもしれないが、しかし実際には GAFAM 級の企業が絡んだ業界標準や規格が簡単に捨てられることはあって、僕らはその最も華々しい一例として Google の AMP というクズ規格や W3C が鳴り物入りで広めようとして盛大に失敗した XHTML という実例を知っている。