Scribble at 2025-12-09 10:01:29 Last modified: 2025-12-11 18:54:22
#Gemini
僕が当サイトで英語の勉強について細々としたことを書いているのは、おおよそ二つの理由がある。一つは、勉強するにも色々なやり方があって、一概にどれがベストとは言えないということを実例として示したいからだ。もちろん、僕自身についても、何を、いつ、何のために学ぶかによって、適した方法は違う可能性がある。中学時代は良くても、還暦に近い今では通用しないか非効率な方法もあるだろうし、逆に中学時代は適していなかった方法が、いまなら適している(たとえば経験や一定の知識が必要な場合)という可能性もあろう。それゆえ、ちまたには数多くの書籍があって、色々な人が色々なことを書いている。
しかし、書籍で自分のアイデアを色々と語っている人々の多くは、他に良い方法があるという可能性を考えていないか、試してもいない恐れがある。とりわけ、単なる個体の特性にすぎない知能指数や記憶力だけに頼った力技を誰にでもできることだと思いこんで解説しているような本だとか、あるいは海外での単なるラッキーな経験や待遇だけで自分は英語が使えると錯覚しているような人たちの経験談などは、僕が当サイトで擁護している「色々なやり方」には含まれないし含むべきではないと訴えるために、「細々とした」批評も書いている。
それ以外にも、英語教育とか英語教材の出版事業についても、いささか違和感を覚えることが多いので、そういう話題も取り上げている。たとえば、文法など理論書は男性の筆者が多くて、英会話は圧倒的に女性の書き手が多いのはなぜなのかとかだ。理論書は学歴や学術的な実績が必要なので、圧倒的に男性の比率が高い大学教員が書いているからだという理由はあるにしても、それなら英会話だって英語教育の一部であって、英会話を解説するのに学歴や実績が必要ないなんていうのは暴論であろう。しかし、実際には英会話の本を書いている人物の多くが女性、しかも大学教員でもなんでもない、なんなら英語教育の訓練すら受けたことがない独学の女性であるという事実は、出版業界がどういう意図や基準で執筆者を選んでいるのかという自然な疑問へ至る。[追記:2025-12-10 / ちなみに、この文章を Gemini に論評させると、男女の違いは解説する能力の差ではないから、英会話の本を女性が多く書いていて英会話本の効果が低いからといって、女性の教える力が低いということにはならないという指摘を受けたのだが、僕の言っていることは逆であり、寧ろアメリカに5年ほど住んでいたていどの、教育者として質の低い女性に書かせていることが、有能な女性を起用するチャンスを遠ざけていると思うのだ。よく言われることだが、女性の敵は無能で無自覚な女性であり、そしてその対立を放置・助長しているのは男性である。]
結論から言うと、日本で英会話スクールが鉄道の駅ごとにあったり、英語関連の出版物で半分近くが英会話の本であるにもかかわらず、英語を話せる人が日本には殆どいないという事実は、こういう出版社や英会話スクールの出鱈目さが一つの原因だろうと思う。要するに、アメリカに住んだことがあったり、アメリカで生まれ育っていれば、バカでも教えられる(あるいは無学な女でも本が書ける、とでも思っているのだろう)のが英会話だと舐めているのだ。そして、学術や知恵や技術にはトリクル・ダウンがあるので、バカが教えると、教わる方も程度の低いことしか覚えないか、ロクに身につかないので、いつまでたっても英語教育について次元の低い話をすることになる。世に溢れている数多くの英会話教材が、実際には書いた当人が実際にそれを使って英語を学んだわけでもない、思い込みだけで書かれているガラクタ本だと思うのは、そういう理由がある。