Scribble at 2023-10-15 15:24:16 Last modified: 2023-10-15 15:25:34

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年金を支払わず高齢化した外国人を支えるための生活保護支給が常態化すれば、外国人増加に伴い財政は逼迫(ひっぱく)し、日本人の福祉が等閑に付され機能不全に陥る可能性がある。

だまされるな!!大泉町から学ぶべき事 イスラム思想研究者・麗澤大学客員教授 飯山陽

さて、まずこの方は生活保護制度の原資が「年金」であると言う。だが、「年金」とは受給者が支給される金銭を指している筈だ。たとえば僕らサラリーマンが給与から天引されているのは「厚生年金保険料」であり、この程度を「年金」などと省略するのは杜撰としか言いようがない。

だが、これは単なる言葉の問題でしかないし、この人物が「年金」などと愚かな省略をしたのかも定かではないから、とりあえず些細なことだろう。でも、この記事には実はもっと深刻な問題がある。それは、生活保護制度の特定原資なんて存在しないという事実を知っていれば明白だろう。生活保護制度は地方税や社会保険料など色々な原資から捻出されていて、はっきり言えば年金なんて大して関係がない。生活保護の予算が増えたからといって年金の支給額が代わりに減るなどという相関関係などないし、そんなことは法令や行政の実務でも決まっていない。要するに、この人物の議論は、年金をもらう筈の人たちに排外主義を植え付けるためのケチなミスリードだとしか思えない。保守主義の人間は、こんなインチキを認めない。

しかも、フジサンケイ系列や ABEMA のようなネトウヨ・メディアの卑怯なところは、こういうことを「女」(敢えて「女性」とは言わないでおく)に敢えて言わせるという手法を昔からとっているところだ。たぶん、批判すると「女をいじめている」といった構図になるから、男なら避けようとするとでも思っているのだろう。よって、二重三重にこいつらは根本的に女性を蔑視して道具扱いしていることが推し量れる。保守の人間として言えば、こういうクズ右翼と同じ「右派」であるかのように扱われるのは非常に困る。

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