Scribble at 2022-08-17 15:14:07 Last modified: 2022-08-17 15:23:01
Douglas E. Comer と言えば、TCP/IP の父だったり、あるいは『コンピュータアーキテクチャのエッセンス』(翔泳社、2007)という翻訳書で知られるコンピュータ・サイエンスの大御所と言っていい人物だが、彼のパデュー大学のサイトには楽しいコンテンツが幾つか掲載されている。CS 学科で話されている会話の「意味」を解説する皮肉なページだとか、Ph. D. candidate(僕もかつては神戸大学に研究計画書を提出した、その一人だった)が defense にあたって読むべき冗談半分の指南だとか、あるいは上記のように CS で取り組むべきトピックをナウいキーワードの組み合わせで勝手に考案してくれる、ありがたいプログラムが公開されている。しかも oracle さながらに下されたトピックと関連する著作を Google Scholar で検索するボタンまでついているなんて!
試しにボタンをクリックしてみると、上記のように "An interactive big data interface derived from a parallel big data data center"(並行なビッグデータのデータセンターからもたらされるインタラクティブなビッグデータのインターフェイス)というトピックが出てきた。おお、どこかの国で発行されている『情報処理』なんていう雑誌に掲載されそうな、IT ゼネコンの暇人が書く鼻くそ同然のタイトルではないか。