References - Kali Linux
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First appeared: 2018-02-11 12:26:44,
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はじめに
このページは、当サイトで公開している特定のテーマに沿った幾つかのウェブページで、それぞれが共通に参照している書籍やウェブページなどを一つの参照・参考文献表(references, bibliography)として集約しています。そのため、各ページで記載している典拠表記(“[河本,2018:10]” のようなフォーマットで、参照した文献やウェブページ等を指し示している箇所)は、こちらの参照文献ページで該当する典拠を参照していただくと、具体的にどういう書名でどこの出版社から出た本なのかが分かったり、どういう雑誌の何号に掲載された論文なのかが詳しく分かります。なお、ご利用にあたっては以下のような注意点があります。
- 便利ではあるかもしれませんが、ウェブページは典拠表記において [河本,2018] のようにリソースへ直にリンクを張りません。遷移した先のページが永続してアクセス可能であるという保証がありませんし、不正アクセスを受けて汚染されている可能性もあるため、この参照文献のページだけで URL (URI) をご紹介します。
- Wikipedia のエントリーを参照する場合にお馴染みとなっているように、ウェブページについては、特定の日付において履歴として記録されている固有の内容を参照している場合があります。それ以外の日付、特に日付けを指定しない最新のページでは、内容が変わっている場合もあります。
- 文献についても、僕が実際に目を通した版の書誌情報を優先して表記します。仮に僕が或る本の第2版を読んで、その本は既に第3版が出版されているとしても、僕が優先して記載する書誌情報は第2版のものです(それが正確な「典拠表記」というものです。自分が読んでもいない本の情報を、それが「最新の」情報だというだけで優先して表記するのは、はっきり言ってただの嘘つきです)。したがって、それ以降の新しい版では内容が変わっている場合もあるでしょう。
- 学術専門雑誌に掲載された論説・論文・ニューズレター等については、リダイレクトして最新の URL へ転送する “URI”(学術論文の場合は DOI 等の identifier と呼ばれる指示子)を参照先としてご紹介するようにしていますが、サイトによっては URI の表記がないか即座に探せないデザインとなっている場合があるため、常に URI を参照先として記載しているわけではありません。馬鹿げたデザインによって多くの人が DOI を知らないままリンクが切れたリソースに辿り着けなくなるのは不幸ですが、それは僕たち学術研究者の責任ではありません。
それから、このような典拠表記の方法は一定のレベルで学術研究の訓練を受けた人にはありふれた「作法」のようなもので、こうする方が色々な点で便利だったり合理的だったりします。見かけの煩わしさに耐えきれず、衒学的だと不平を言ったり反感を覚える方もいるとは思いますが、世の中にはこのように物事を研究したり、情報や意見を交換する仕組みがあるということを知る良い機会だと思ってください。
文献・ウェブページ
- Wil Allsopp
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2017
Advanced Penetration Testing: Hacking the World’s Most Secure Networks. John Wiley & Sons, 2017.
- ペネトレーション・テストの詳しい事例を集めた本です。基礎的な知識は全く説明されていないので、基礎を習得して更に進んだ勉強がしたい方や情報セキュリティ監査の実務家に向いています。
- Raphaël Hertzog, Jim O’Gorman, and Mati Aharoni
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2017
Kali Linux Revealed: Mastering the Penetration Testing Distribution. Offsec Press, 2017.
- コンピュータ・セキュリティの専門家である Johnny Long (j0hnny) が序文を書いています。Kali Linux の開発元である Offensive Security による公式ガイドブックであり、個々のパッケージを使ったペネトレーション・テストや Wi-Fi ネットワークへの侵入といった内容ではなく、主に OS としての Kali Linux を導入したりチューニングするための手順が解説されています。なお、本書は CC BY-SA 3.0 において発行されている著作物なので、一定の手順に従えば翻訳も自由にできるため、当サイトでは本書の内容を必要に応じて随所で翻訳・参照しています。