Scribble at 2026-04-04 11:50:48 Last modified: 2026-04-06 06:54:08

半年ぶりくらいだろうか、ノースブックセンターさんへ蔵書を引き取っていただくことにしている。昨日の午前に段ボール箱(3箱分)が届いたので、さっそく梱包して、日曜日に引き取ってもらう手筈だ。今回は従来よりも引き取ってもらう冊数が多くなっていて、これは蔵書の棚卸をやって、「もうこの話題は僕が手をつけなくてもいいだろう」と割り切った分野の本、たとえば海洋プラスチックや marine debris 関連だとか、シルクロード関連(それでも一部は手元に残してあって、手放すのはカレーズなど水系の地理に関する本のような、あまりにも専門的で細かい話題の本だ)だとか、古すぎる技術書(Java SE 8 とかマイクロフォーマットとか)などだ。あと、政治や経済や法律や社会・風俗にかんする時事的な内容の本は、歴史あるいは社会思想として意義がない限りは、どれほどセンセーショナルであろうと瑣事にほからないので、手放すこととした。政治や経済や法律や社会・風俗の知識は、いま起きていることへの影響関係が不明なことを覚えていてもしょうがない(その影響関係を学者しか示せないなら、それは彼らに任せるべきだ。なんで他ならぬ僕がやらないといけないのか)。

今回も査定は先方に任せてあって、査定できない本は寄贈することとした。査定できないような著作物(古すぎる技術書とか、流通している数が多い雑誌とか)は、返してもらってもどのみち廃棄するだけだからだ。そして、これまでの実績から言って、このノースブックセンターさんはかなり良心的で的確な査定をしていると思うので、査定の結果は特に気にしていない。仮に段ボール箱で3箱分の査定が100円であろうと、別にいいと思っている。それはそれで、今度は改めてノースブックセンターさんから古本を購入する人たちに、それだけの安い査定で手に入れただけ安く販売できる可能性があると考えればいいからだ。彼らが、アマゾンにたくさんいるインチキなセドラーのように、100円で同業者から仕入れた本を10,000円で売るような手合いでないという信用はしているし、実際に出品している値段の付け方を見れば暴利をむさぼったしていないことは分かる。ていうか、アマゾンのセドラーなんて、自分の在庫にすら持ってない本を「エア出品」して、注文を受けてから他の業者に注文して調達してたりするからね。あいつらはただのブローカーだよ。

実際、彼ら業者が安く引き取っているおかげで、今度は古本を買う方である僕らも安く買えるわけで、それを考えると自分の蔵書を手放すときだけ高く査定してくれなどと、むやみに求めるべきではなかろう。実際、さきほど(別の業者から買ったのだが)届いた『マクマリー 有機化学:生体反応へのアプローチ』(東京化学同人、2015)は、ほぼ新品の古本であり、新刊書としての定価は税込みで9,680円だが、これを600円ていどで手に入れた。すべての本を購入する必要もないし、そんなお金もないが、定価で購入することを思えば「破格」と言っていい。

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