Scribble at 2023-12-19 15:54:52 Last modified: unmodified

うーん。どうもマウスなりトラック・ボールなりの扱いが安定しない。

まずマウスは、確かに Microsoft Optical Mouse のケーブルは柔らかくて余計な反発はないのだけれど、これは何年も前から気になっていることとして、不意にカーソルが上下に動いてしまうという誤作動がある。これはターミナルでサーバに入っているときにも起きる。もちろん、カーソルが動くということは、たいていのターミナル・ソフトでは履歴から同じコマンドを選択するという挙動になるので、たいていの場合は大事にはならないけれど、気味が悪いことは確かだ。そしてトラック・ボールを使い始めてポインタのスピードを下げてわかったことだが、やはりポインタのスピードを速くするとポインタの位置合わせが雑になっていると分かる。なので、速いけれど位置合わせが不正確だから、結局はポインタを所定の位置に移動させる所要時間が意外にかかってしまう。

それからトラック・ボールだが、この DEFT という機種の問題なのかどうかは分からないが、ボールを動かしていると頻繁に「ゴガッ」という音を立てて、トラック・ボール本体がどんどん左にズレてくるのだ。どうやらボールを左へ動かすときに、ボールを動かすために必要な力を大きく超えるような力をかけているのだろう。でも、そんなことは織り込み済みで設計するのが機械工学の基本であろう。この形状なら、ボールを回すだけではなく、ボールを押してしまうような力がかかることもあるのは子供でも想定できる。そんなわけで、だいたい1時間ごとにトラック・ボールを右へ置き直している。これはあまりにも非生産的な行為だ。そして、左クリックのボタンの反応が悪いのか、かなり強くボタンを押す必要があって、結局はそのせいで本体に余計なブレが生じてボールを支えている人差し指も動くので、クリックするまさにそのときにポインタが動いてしまうというイライラする問題が、実はトラック・ボールでも起きてしまう。これではマウスから移行する意味がなくなってしまう。

ということで、どちらにしても使い勝手に問題があって、これを両方とも切り替えながら使っているのだが、切り替えても切り替えた先で違う問題が起きるということを繰り返している。正直、なんでハードウェアのメーカーは、いつまでたってもサイコミュとか、念じて動かせるデバイスを開発しようとしないのか。恐らく実用化されるのは僕が死んだ後になるとは思うが、せめて開発が始まったという報道を見てから死にたいものである。

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