Scribble at 2024-03-27 07:20:08 Last modified: 2024-03-27 07:29:28

うちの自宅のベランダでも、たまに大雨になると雀が雨宿りしてることがあるんだけど（物干しに止まってて糞をされるのは困る）、上の写真は昨日の午前中に京都へ出張した帰りの光景だ。阪急の大阪梅田駅から Whity を通って（ちなみに大阪駅の地下街を雑に Whity と言ってる人もいるが、正確には東梅田あたりの地下街のことだ）、大阪駅前第２ビルの東側にある通路を堂島浜の自社に向かって歩いていたときに見かけた様子である（いったん通り過ぎてから撮影したので、カメラは北西を向いている）。

ちなみに、このあたりは樋之筋と言って、日中でも人通りが全く無くて殆ど名前が知られていない300m足らずの道だ。そもそも丸ビルが無くなる前からでも、この大阪駅の南側一帯は、(1) 幹線道路に囲まれていて信号の待機時間が長い、(2) 地下を通るための階段が少ない、(3) 歩道橋は更に少なくて東側にしか無い、そしてきわめつけが、(4) 大阪駅の中央出口から直行する方法がない、という幾つかの点で大規模な商業施設が入らない。かつて Book 1st やジュンク堂があったけれど、10年も経たずに撤退している。さらにはランドマークとして少しは集客力があった丸ビルがなくなり、このエリアは古臭い、よく分からない会社がごちゃごちゃと入居している巨大雑居オフィス街と化している。たぶん、このエリアだけは大阪駅の周辺でも従業員の平均年齢や、通行している人々の平均年齢が際立って高いと思う。このエリアをただたんに歩いているというだけでも、10代や20代の人を見かけることは滅多にないからだ。

そういや、商業施設が全く無いというのは嘘だった。阪神百貨店がある。そして、昨日は阪神百貨店の地下を通り過ぎるときに、あの懐かしいイカ焼き屋の横を通ったのだった。あいにく正午という時間帯のため、おおぜいの客が列を為していたので買う気は起きなかったが、同じく梅田界隈で20年も仕事をしていながら、いちども買いに来たことはなかった。なので、ここのイカ焼きを20枚近くも食べて腹を壊したのは、確か中学か高校時代だったと思うのだが、そうすると40年近くも記憶しているのに買いそびれていることになる。それでも、いまだにこうして繁盛しているのだから、大したものだ。