Scribble at 2023-11-29 10:21:08 Last modified: 2023-11-29 20:54:10

添付画像

Ever notice how people texting at night have that eerie blue glow?

f.lux® software to make your life better

実は、会社でも自宅でも真面目にキャリブレーションとかモニターの調節をしてこなかった。前職では日常の業務として写真のレタッチを数多くこなしていたから、それなりの頻度でキャリブレーションの器具とソフトウェアを使ってモニターのメンテナンスをしていたけれど、いまの会社に入ってから全くやらなくなった。そもそもデザイナーとして入社したわけでもなく、それにウェブのデザイナーなんて電通案件やってる連中でも殆どモニターの色調節なんてやらないし、そもそも色彩学の初歩的な知識すら無いのだから、そのレベルで仕事ができてしまう業界なのだ。こっちは並河萬里の弟子と一緒にデジタル写真のレタッチを議論するなんてレベルの仕事をしていたが、僕らのようなデザイナーの技量はウェブの業界ではオーバースペックである。

ただ、そういうレベルで仕事をしていて自分の作業環境も劣化していくのはよろしくないので、キャリブレーションのセンサーを買うまでは投資しなくても、上記のような調節用のソフトウェアくらいは使っておきたいと思っている。このサイトは、ちょうど Hacker News で取り上げられた色彩学の初歩的な解説をしていたサイトで紹介されていた。いま試しにインストールしてみたところなのだが、これは最初に設定したタイム・ゾーンに応じて色温度を調節してくれる常駐ソフトである。

そういや、このところモニターを長く見ていると眩しくて目が開けていられなくなってきた。もともと、仕事を始めると数時間は瞬きもしないドライ・アイの傾向はあったのだが、今年に入ってからは目薬を使ったり、1時間毎にモニターから目を離してタオルを顔にかけて休息するといったことをやってはいるが、そもそもモニターの表示も調整しなくてはいけないと感じている。

[追記:2023-11-29] タイム・ゾーンを設定してあるため、日没の時刻である夕方になったらモニターの色味が赤っぽくなった。なるほど、眩しくて目が開けていられないという感覚は、これまでよりも弱くなったように感じる。ただ、この色味だとウェブ・ページくらいならともかく、印刷物のデザインは難しいと思う。でも、こんな補正はそもそもデザイナーのためのものでもないのだろう。それに、特定のデザイン業務で正確な色を表示したいならショートカットで一時的に無効にもできる。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook