Scribble at 2024-04-09 09:18:01 Last modified: unmodified
有名なテキスト・エディタとしては Komodo Edit があるのも知ってるし、以前にも試したことはあるが、これも駄目と判断した経緯がある。それも何年か前のことであるし、そろそろ前回の問題が改善されているかもしれないので、さきほど再びインストールしてみた。
まず起動が遅い。10秒以上はかかっている。おそらく、Electron を始めとする最近の流行に沿って、まずエンジンを起動してから UI を描画しているのだろうと思う。そして、自前のエンジンを開発して使っていればなおさら、その出来栄えには差があるというわけなのだろう。
それにしても、このカラー・スキームを細かく定義できるということに拘る人が多いらしいということは分かるのだけれど、もう少し煩雑さが軽減されないものだろうか。「コメントの文字色」という項目なら、1行コメントだろうと /* ... */ だろうと <!-- ... --> だろうと一律に色を設定したいものだ。あと、「タグ」という項目で色を変えると、なんでブラケットしか色が変わらず、タグ名の色は変わらないのか。これは多くのテキスト・エディタの設定で同じ挙動をするので、たぶんエンジンを設計したのが馬鹿なんだろう。
・・・などと言いつつ、暫く Komodo Edit を使っているのだが、やはり上記のように wrapping の挙動が狂っている。そして、そのせいで文字に余計な色まで付いているというウンコのおまけ付きだ。こういうのってマルチバイト文字だから起きるのか(バイナリを分割する区切りの判定が面倒くさいとか)、それとも現代のテキスト・エディタのエンジンなりアプリケーションを開発する連中は、1行を80文字以内でコーディングするクセや強制的なフォーマットを使っていて、そもそもテキストが画面の右端で折り返すという warpping した画面を見たことがないんだろうか。