Scribble at 2025-01-08 17:41:10 Last modified: 2025-01-08 17:43:24
出社したついでに色々と持ち帰ってきた。これから何度か書くと思うが、今年の4月から本社の事業所を移転するからだ。もう僕の席もなくなって、必要なときだけ出社するというリモート・ワークへ移行するから、出社するときは貸与されている MacBook Pro を持っていって、空いている席で仕事をすることになるだろう。まぁレンタル・オフィスだから、他に空いてる席がフリー・アドレスのスペースにあれば、そちらに座ってもいい。
ということで、会社に置いてある備品やパソコンは大半を処分することになり、僕のデスクトップ・パソコンも処分するので、周辺機器は全て一緒に廃棄するか持ち帰ることになる。というわけで、会社で使っている、もはや古典モデルと言っていいマイクロソフトのトラック・ボールを持ち帰ってきた。実は昨年は2台ほど新しく購入して使っていたのだが、なんだかトラック・ボールを使うほうが腕の負担が酷くなった気がしたので、昨年の12月からマウスに戻していたのだけれど、会社のトラック・ボールは使いやすくてコロナ禍の間は出社したときにずっと使ってきた。なので、あらためて自宅でも試してみたい。
マイクロソフトのトラック・ボールが使いやすい理由の一つは、恐らくそのサイズだろうと思う。やはり日本で販売されているトラック・ボールは、大半が標準的な日本人向けの小人サイズだから、なんだかんだ言って手をゆったりと乗せられないのである。手を乗せると小人向けのトラック・ボールは手首が機器からはみ出すので、使っているうちにトラック・ボールの本体を前方へ押し出してしまうような力がどうしても加わって、安定しないのだ。なので、小人用を使っていたときは頻繁に本体を手前へ置き戻すようなことがあってウンザリさせられていた。背面に地震の転倒防止用として使う透明のクッションか、厚手の両面テープを貼って固定しようかと思ったほどだ。これが、マイクロソフトのトラック・ボールだと僕のような西洋人並の体格の人間でも掌全体を本体が支えてくれるので、使っていてもズレることがない。
やっぱりキーボードでもマウスでもトラック・ボールでも、あるいはストレートの剃刀やカメラなんかにも言えるわけだが、良いものは昔のものだろうと良いね。