Scribble at 2026-04-08 19:45:52 Last modified: 2026-04-09 08:05:16

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I have tried to contact Microsoft through various channels but I have only received automated replies and bots. I was unable to reach a human.

Project Update

VeraCrypt という暗号化仮想ドライブのソフトウェアを開発しているエンジニアが Microsoft から締め出しを食らっているようだ。僕は何年か前までは10年くらいにわたって VeraCrypt と前身にあたる TrueCrypt のユーザでありファンであったから、こういうことがあるのは不愉快である。いつものように、大手の企業はこういう嫌がらせをやるし、どのみちアカウントを復旧させるにしても「てへぺろ」で済ませるのが常套手段だ。

かようにして、他人にデータなり資産を預けることには一定のリスクがある。倉庫に入れるような物品ならまだしも、データなど指先一つで誰の膨大な情報であろうとロックしてしまえるのだから、クラウドのオペレータが故意でなくとも、ちょっとした勘違いだけで酷い結果になりかねない。なので、クラウドを利用する機会が増えているからには、個人としても企業としてもデータを不用意に奪われないよう、なんらかの用意や注意をした方がいいとも言える。となると、クラウドを使うことで、色々な意味での可用性のレベルを維持しようとすれば、余計な出費が実は相当にかかってくることが分かる。

[追記:2026-04-09] Hacker News のスレッドを見ていると、どうやら他のソフトウェア(VPN プロトコル  WireGuard)の開発者も締め出しを食らっているらしい。そして、上の議論でも最初は書こうとしていたのだが、この手の垢 ban は以前から自動化されていて、旧 Twitter 時代でも不正アカウントの締め出しという判定の条件がおかしいという話はあった。また、やろうと思えば Amazon もできるはずなのに、あそこはマネーロンダリングが目的のギャングや北朝鮮のスパイなどが「お得意さん」でもあるため、わざと「インチキ出版物(ただのメモ帳を数百万円で出品してる連中)」のユーザを垢 ban しないという疑惑もある。

ともあれ、クラウドなどを公共インフラと見做して、料金を支払い、正当な利用をしている限り、企業が恣意的にサービスを拒否することを法律で禁じるべきだという意見が出ているわけで、これは一定の説得力がある。先日も書いたように、大量のファイルをクラウド・ストレージに預けていても、恣意的な理由や事情で垢 ban されたらアクセスできなくなる。だからといって、自宅にも 5 TB ていどのストレージを買って運用するというのは、いかにもコストのかかる話で、それならいっそ自宅に外付け HDD だけを置けばいいということになってしまう。地震や火災や北朝鮮のミサイルで破壊されようと、しょせん生きていればデータなんて最後の最後はどうでもいいからだ。

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