Scribble at 2026-06-18 09:17:19 Last modified: unmodified
ドゥアン氏はTom's Hardwareのインタビューで「小売向けSSD市場はほぼ消滅した」と述べています。ただし、これはSSDそのものの需要が消えたという意味ではなく、Silicon Motionがモジュールメーカーへ販売するSSDコントローラーの行き先を小売向け製品からOEM向け製品へ大きく移したことを意味しています。
SSD は、ストレージ・デバイスとしては HDD に比べて割高なまま、おおよそコロナ禍が過ぎた2024年くらいまでには雑に言って 1 TB で1万円くらいの価格帯だった。2 TB で 1.5 万円くらいなので、たぶん C/P が最も高いのは 2 TB だったはずで、僕が2025年にパソコンを買い替えたときに、システム・ドライブとデータ・ドライブに 2 TB ずつ SSD を選択したのも、それが理由だった。しかし、それでも HDD なら 1.5 万円で 4 TB のドライブが買えるのだから、やはり割高である事実に変わりはない。そして、そのまま更に高額で品数も少なくなっているというのだから、同時に値段が上がっているメモリも含めて販売されるパソコンの販売価格が著しく上昇するのは当然であり、10万円を切る MacBook Neo が売れるのも無理はない。
おそらく、まだ数年は AI の動作を支えるハードウェアの需要が上がり続けるのは避けられないであろうから(というか、バブルと言われながらも、いまのところ落ち着く様子がない)、このようなトレンドが落ち着きこそすれ消え去ることがないなら、SSD の部品について新しい素材が必要になるであろうし、SSD とは別の選択肢も考案されなくてはいけないのだろう(それは、もともと SSD だけでは満足していない多くの企業が既に研究していることでもあろう)。そのような素材や記録システムの発見や研究に AI を利用するのは、もちろん適切なことだ。