Scribble at 2024-09-22 10:31:49 Last modified: 2024-09-22 15:27:14

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一昔前なら定年退職しているような年齢を迎えたわけだが、昨今は70歳を過ぎても委託社員として働いている人々も増えつつある。そういうわけで、あらためて「サラリーマン」としての基本的な素養を固めようというわけで、数年前に会社法の大きな改正があったときに岩波新書を初めとする通俗本で概略は得ているのだが(あと15年ほど前に取締役を拝命したときにも少しは勉強したのだが)、基本書を揃えて丁寧に学ぶこととした。上に並んでいる著作物を見たら、もちろん学部の専門課程以上の学生や司法試験の受験生なら即座に分かると思うが、法務部の専任者でもない人間が会社法を学ぶにあたって選んだ教科書としては、恐らく十分すぎると言える揃え方になっている筈だ。

ただし、新刊書として手に入れたのは俗に言う「リークエ」だけであり、他は全てアマゾンを利用した古本である。したがって、極端に古いものは買っていないにしても、いちばん古い田中亘氏の本が2016年の発行であって、司法試験の受験生なら8年も前の基本書は買わないと思う(実際、これだけ大部で状態がいいにもかかわらず、500円前後で手に入る)。だが、僕の目的は株式会社なり企業という法人の基本的な特徴とか法的な権能なり責任という概念を丁寧に理解することにあり、実定法の詳細な解釈や判例については必要最低限の情報があればいい。しかし、だからといって通俗本だと著者の要約によって正確さや厳密さがたいてい失われてしまうので、こういう基本書を揃えたうえで原理原則や基本的な概念を押さえようというわけである。なので、僕はたとえば持分会社(合資・合同・合名会社)には殆ど興味がないし、実務家として知る必要も感じていない。また、所属している組織の going concern という前提での理解が優先するため、買収、結合、倒産、解散といった事項にも大して時間を割くつもりはない。

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