Scribble at 2023-08-16 11:18:45 Last modified: 2023-08-16 11:22:25

かつて「パーソナル ISMS」とか「ホーム ISMS」というアイデアを書いたこともあったが、これはこれでいまだも通用するアイデアなので、ぜひ情報セキュリティ大学院大学のような情報発信力ゼロのインチキ教育機関には、僕にここで無能と呼ばれ続けたくなければ、この程度の提案を期待したい。

それはそうと、他にも提案したいことはあって、たとえば「高齢者実務」というアイデアも有効だろうと思う。具体的にフレイルを予防するといった意義もあろうし、自分自身の精神衛生というか、思うように振る舞えなくなってイライラするようなことがなくなると、実はバカみたいな理由で癇癪を起こす老人も減るのではないか。一例だが、僕も50代の半ばとなってきて、自宅で何かを拾い上げたり取ろうとして落とすという恥ずべきことが頻繁に起きる。若い頃の感覚で腕を上げていても、思い込んでいるほど腕が上がっていなかったり、掴む強さも弱くなっていたりするからだろう。なので、「実務」としてお勧めしたいのは、取り上げようとする物体をちゃんと見るということである。落とす状況を思い返すと、圧倒的に取り上げようとする物体を見ていないことが多いという印象があって、横に置いてあるものを不意に取ろうとしたり、何か画面を見て作業しながら手元で所定の位置にあるはずのマウスやペンやマグ・カップに手を伸ばすとか、何か他のものを見ながらということが多いと、実際には手の位置が適正ではないことに気づかないわけである。

同じ原因だろうと思うが、他にも何かを取ろうとしたり、手に持っている何かを横へ置こうとして、腕が家具にぶつかったりすることもある。目の前に蛍光灯のスタンドや机があると分かっていても、腕を上げようとして机の天板を底側から思いっきり腕で殴ってしまうとか、物を他の場所へ置こうとして動かしたとたんに、置こうとしている場所の手前にある何かへ思いっきりぶつけるとか、手前に物体があると分かっていても、そこを避けていると思い込んでいるのだ。これは、筋力がどうのというだけでなく、たぶん老眼で近すぎるものが見えていないといった事情も加味して対策を検討したほうがいいのだろう。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook