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Amazon.co.jp で運用しているウイッシュリストは、このくらいある。これらのうち、一部のリストは非公開である。なぜなら、或る本をウイッシュリストへ登録しているという事実だけで僕に対して何らかの偏見を助長する可能性があるためである。特に、差別とか、宗教とか、マンガやゲームとか、こういったカテゴリーは他人にリストを開陳するようなものでもなかろうし、そもそもリストに入れてあるからといって他人に読むことを薦めたいわけではないからだ（もちろん、混在してはいるが一部のリストは「ヒット・リスト」の役割もある）。
これらの中で整理するのに困るのは、やはり "Papersbacks" だ。もともとは新書や文庫を登録していたのだが、当然ながら「新書」とか「文庫」なんてカテゴリーは本の内容とは何の関係もないので、他のウイッシュリストへ、同じジャンルの本だからといって新書を登録すると、そのうちジャンルごとのリストへ入れたのか、それとも新書のリストへ入れたのかわからなくなるため、両方のリストへ登録してしまう。そのせいで同じ本を違うリストから注文したというミスはないのだが（同じデータならページの冒頭に「あなたは何月何日にこの本を注文しました」と表示される）、新書や文庫についてはどのリストへ登録したのかわからなくなるのは単純に困る。かといって、すべての新書や文庫をカテゴリーごとに登録していたらカテゴリーを図書館と同じような体裁で体系的に作っておかないといけなくなるので、やはり目についた書籍をどんどん放り込む場所は必要だ。