Scribble at 2023-08-28 19:57:41 Last modified: 2023-08-28 20:32:53

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この騒動は朝日新聞が最初に取り上げ、本紙は過剰なルッキズム批判を疑問視する見方も交えて報じた。

超ネット攻撃社会① 近大パンフレットから消えた「美男・美女図鑑」 炎上に過敏反応、安易に屈していいのか

なんだ、要するに朝日新聞を DIS るためのネタか。こういうクズ右翼に保守の人間から言わせてもらうなら、こういう手合こそが過剰反応の典型だ。まるで単なる処理水を「汚染水」と呼んで騒いでる、近隣の某国とやってることは同じであろう。正直言って、他の新聞と比べてやたらと「女性に何かを語らせる記事」とか、あるいはレイプや近親相姦といった話題に飛びついて即座に記事にしようとする傾向があるのは大昔から右翼やヤクザの性癖だから、美男・美女だのミス・ユニバースだのという下らないものを無批判に擁護したり、果ては「美」だのなんのと伝統や文化の一部であるかのような刷り込み話法(loaded language)を使ったりするのも仕方のないところだろうが、保守の人間はそんな小手先の理屈には騙されない。

外見について良し悪しという判断や好き嫌いはあって良いが、それは各人で基準が異なるのが当然である。僕のように、芸能人やアイドルみたいな俗世間的に「美しい」とされる顔には強い違和感をもったり、ファッション・モデルなんて誰一人として美しいとは思わない(洋服に付属する「部品」として最適な外見をしているだけの顔にしか見えない。黒人だろうと中国人だろうと、なんであんなボタンやカンザシみたいな顔が「美しい」のか、僕には理解不能だ)人間もいる。僕自身は高校時代からモデルと勘違いされたり、繁華街で友人と待ち合わせていると人が周りからいなくなる(何かの雑誌の撮影をしているように見えるらしい)ということがあったていどにはルッキズムにおいて一定の自負があるけれど、そんなもんはどうでもいいという気がする。よって、産経新聞の記者なんかに比べたら遥かにルッキズムの「勝ち組」という自覚はあるにしても、そんなことを文化だのなんのと言ってはやし立てるのは、まさに文化的後進国の自己証明みたいなものだ。

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