Scribble at 2023-12-09 13:34:20 Last modified: 2023-12-09 19:13:42

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数日前に購入したトラック・ボールは、少し調べると製造終了となったもようで、メーカーの希望小売価格は1万円を超えるところ、アマゾンでは3,000円以下で買えたのが幸いだった。おかしなプレミアが付いていないところを見ると、残念ながらトラック・ボール、しかも当商品は人気がないのかもしれない。

何日か使ってみた感想としては、中央にボールを配置したタイプのトラック・ボールとして初めて使ってみたのだが(親指にボールを配置したタイプは、会社でも再び使い始めたマイクロソフトの製品を使った経験が僅かにあった)、マウスでの設定を劇的に変更して、逆にポインタのスピードを最低にしたところ、上手く扱えるようになったので、特に難しいとは感じない。逆に、縦長でボタンとして違和感を覚える右クリック用のボタンや、マウスの腹を触っている感覚に近くて左クリックのボタンを押せるようなアフォーダンスが弱い左クリック用のボタンの方が、ボールの操作よりも戸惑うことが多いほどだ。そして、やはりマウスとは違ってスクロール・ボタンを親指で操作しないといけないというのが、やや慣れるまでに時間がかかりそうな気がする。それと、ポインタのスピード(移動距離のことでもある)を最低にしたため、画面の端から端までポインタを動かすのに、何度もボールを回し直さないといけないという微妙なストレスも感じる。また、まだ試してはいないがゲームでどれくらい使用感が変わってしまうのかも重要な確認事項となるだろう。

そして、数日の使用経験で気になるのが、腕の疲れが大して改善されていないということだ。これは、まだ自分に適した設置角度が決まっていないせいで、微妙に腕を不自然な角度で置いているからなのだろう。これもしっかり時間をかけて確かめないといけないことだ。それから、昨日は会社で改めてマイクロソフトの Trackball Optical を使ってみて比較対象として感じたことなのだが、やはり僕は Trackball Optical くらいの大きさが合っている。つまり、この DEFT というトラック・ボールは、角度とかいう以前の話として、やはり僕の手には小さいように思う。

幾つか指摘したが、それでも暫く使ってみて色々と調整すれば使いやすくなるという予感はある。でも、せっかく慣れてもすでに製造終了となった商品であるから、次に買い替えるときは別の調整が必要になるのだろう。それと、幾つかのレビューを見ると、この黒いボールは赤いボールに買い替えるのが当然だとか書かれているけれど、はっきり言って理由もなしにそんなことを言われても困るだけだ。実際、最初から使われている黒いボールで何がいけないのか、使っていてポインタの動きに違和感は覚えないので、またく理解しかねる。そういう、根拠なしに或ることを当然視するようなオタク論評は、せいぜい自分のブログ記事にかくていどにとどめた方がよいと思う。商品レビューに書くことではない。

[追記] さきほどゲームで試してみたが・・・方向転換するための首振りが正確にできないし、マウスへと持ち換えたらスピードが遅すぎて首振りに従来の5倍以上の手間がかかるため、デイリーのしょーもないクエストですら、ゾンビに囲まれて死んでしまう。ありえないな。なので、ポインタの移動スピードを最高速に戻してマウスへ持ち替えて、なんとかデイリーのクエストを終えた。これでは他のクエストはおろか、ハウジングで家具を置くだけでも正確に位置取りができずにイライラして、よけいに肩凝りが酷くなるのは確実だ。よって、これは慣れるなんて無理なことはせずに、ゲームをするときはポインタの設定を最高速度へ戻してマウスに持ち替える方が良い。しかしこれでは、マウスだけでやってる方がマシだったのではないかという気もしてくる。

確かに、ペン・タブレットを使うユーザがいるように、用途に応じてデバイスを持ち替えることは犯罪でもなければコンピュータのパワー・ユーザとしての恥でもない。事務作業や学術研究とゲームとで持ち替えても、それはそれで最適なデバイスを使うという合理性すら言い張れるだろう。でも、僕にとっては何か違う気がする。そもそもマウスで全て出来ていたものを、ケーブルの撓りを押さえつける腕の疲労とか、ケーブルの撓りによるマウス(つまりはポインタ)の勝手な移動へ対処するためにデバイスを交換してしまうことが主旨だったのだ。これを、いちいちポインタの設定を持ち替えるたびに変更してまで複数のデバイスを使うというのは、どうなんだろう。

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