Scribble at 2024-03-08 16:46:08 Last modified: unmodified
非営利に限って翻訳できるという Creative Commons ライセンスによって公開されている JavaScript の概論だ。いつも言ってることだが、恐らく既存の出版社で刊行される書籍と比べたら、日本語の翻訳書を出すための契約料金は少ないと思うのに、こういう本に限って日本語版がいつまでたっても出てこない。というか、場合によっては非営利の組織で自由に翻訳を公開できるライセンスなのに、たとえば渋谷とかでイベントを開いてる Shibuya.js とか名乗ってた組織は、ああしたイベントをやってないときは何をやってるんだろうと思う。しょせん、上場企業で閑職にでもついてるお飾りの IPA 官製天才とかが暇潰しにやってるイベント組織なんだろうけど、もっと世間に実質的な影響力のある貢献なんていくらでもできるのにね。
こういう点で眺めていても、日本にまともな JavaScript の技術者なんて殆どいないと思うんだよね。ツールのユーザは履いて捨てるほどいるし、僕はいちおう前世紀から JavaScript を使っている、そういう意味ではツールのユーザとして PHP よりも経験は長いわけだけど、そんなもん仕事でもプライベートでも公の実績が伴わなければクソみたいなものでしかない。クソを25年くらい垂れ流していたところで社会貢献とは言えないという自覚があるからこそ、僕は JavaScript のエンジニアという自覚はないし、そういうことを公言してもいない。