Scribble at 2025-08-07 14:18:54 Last modified: 2025-08-08 16:40:58

あいかわらず人材紹介の営業メールはたくさん届いているのだが、さきほど届いていた面白い営業メールがある。詳しく書くと面倒なことになるかもしれないので、具体的な社名などは書かないが、こちらに送られてくる通知内容(フォームの入力内容を項目ごとに整理して Google Chat にプッシュしている)の冒頭だけでも笑わせてくれる。

つまりこういうことだ。送信者は所属部署を「営業部」としているが、文面を読むと、いきなり「株式会社●●の代表◯◯と申します」などと書いている。この冒頭部分だけで、これがクラウド・ワーカーなどによるテンプレ作業の結果であることは明白だ。なぜなら、企業のいやしくも代表(たいてい社長だが、社長が「代表」取締役でなくてもいいわけで、代表権は取締役全員にある)を名乗っている人間が、わざわざ手作業でフォームに「営業部」などと所属部署を入力するはずがないからだ。会社の代表というものは、特定の部署だけに責任をとればいいものではなく、会社のやること全てに責任を持つ仕事だ。こんなことは、いまどき小学生でも知っている。そうあるべき「代表」が営業部に所属するなどと名乗る(取締役は会社を代表する [会社法第349条]。「代表取締役」を一人だけ決めてもいいが、会社を代表する取締役は、何人いようと各自がそれぞれ会社を代表するのが決まりだ)、こんな矛盾など、5年前のレベルの GPT ですらわかるような話であって、要するにクラウド・ワーカーやサイバー内職の「もとウェブデザイナー」とか「アプリケーションエンジニア」といった人々、あるいは片手間に副業として適当な仕事をして小遣い稼ぎしているガキどもは、5年前の AI 以下の仕事をしているわけである。そら、ド田舎でデザインやコーディングしながらアダルトサイトの運営といったバイトでもしなきゃ、こんな無能どもは食っていけまい。

ただ、こういう人々の仕事ぶりを監視・測定・検知できないまま、なんとかマーケティングと称する出鱈目なサービスに営業活動を丸投げする他にない、インチキなベンチャーにも責任はある。

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