Scribble at 2024-09-23 17:51:29 Last modified: 2024-09-24 10:08:33
いよいよiPhone 16シリーズが発売となる。筆者は仕事柄もあり毎年、新しいiPhoneに買い替えているが、仮に別な仕事をしていたとしたら、1年ごとに買い替えていただろうか? 壊れるまで使い続けたか? 2〜3年ぐらいで更新するのが本来、一般的なようだが、アップルストアで買うとかキャリアで買うとか、いろいろなパターンがある。キャンペーンなどまで考えると本当にキリがないが、アップルストアで買うパターンを中心に考察してみる。
Apple Store で現金即決とか AppleCare+ に最大オプションを付けて入るとか、まったくもって成金の発想だ。ジャーナリストだから、実は自分で買ったこともなくて、Apple から無償で借りた iPhone を片手に記事を適当に書いているような手合だろう。読む必要は全く無い。こういう業界ゴロみたいなライターって、自分でどれだけ現実離れした条件でデバイスや情報を扱っているのか、ぜんぜん自覚のない人がいるんだよね。僕も雑誌の編集者やクラシック CD のレビュー記事を書いてたことがあるから知ってるけど、レコード会社や CD 出版社から毎月のように販促用の資料や CD を大量にもらってると、それを普通の人は思い切って大枚をはたいて店で買っているのだという実感がなくなってくるわけだよ。だから、普通のユーザなら簡単にやらないようなことを常識であるかのように思い込んでしまうようになる。クラシック音楽 CD の場合だと、同じ楽曲の CD を何種類も買い揃えて聴き比べるのが当然であるかのような発想でレビューを書いたりしてしまうわけだ。
大多数の若者は毎年のようにスマートフォン本体を買い替えたりしないし、AppleCare+ なんて成金の子供でもないかぎり契約しないだろう。だから、多くの若者は画面にヒビが入っていたり充電の電池容量が 50% くらいに劣化した iPhone を使い続けるのである。iPhone の本体だけを現金で即決で購入するなんて、上場企業の部長でもいまどきはしない。キャリアの通話料金と合算で分割払いすることが多いはずだ。そうすると、参考までに僕が使っている iPhone 15 (128GB) だと月額で3,120円だ。AppleCare+ の月額料金がおおよそ1,500円くらいだから、月額の費用が1.5倍にも跳ね上がる。本体にかかる月額費用だけで5,000円近くになるのだ。通話料と合わせると、基本的な費用だけで1万円かかることになり、これでは他のサービスやキャリア決済での買い物などする気にもなれないだろう。
そもそも、この記事で何年くらい使えば幾らで「売れる」という発想こそが、もうぜんぜんいまどきのユーザの感覚とズレていると言って良い。若い人の感覚なら、それこそ使えるだけ使うのが妥当な思考であって、分割払いだと3年か4年の支払いが終わったら本体にかかる料金はゼロになる。そこからどれだけのあいだ使い続けられるかが勝負であり、どのみちそれだけ時間が経過してバッテリーも表面ガラスも劣化した iPhone なんて売れるとは思っていないだろう。