Scribble at 2024-01-24 11:54:10 Last modified: 2024-01-24 12:01:19

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さきほど天牛書店から『河内四條史』(全四巻)が到着した。送料も含めて3,100円という、他に調べれば分かると思うが破格の値段だった。それにもかかわらず、実際に手に取ってみると全く問題のない状態だった。箱が日焼けしたり傷ついていたり、あるいは中の本も経年劣化の印象はあるが、それだけのことだ。良い買い物だった。

山畑古墳群については、恐らく発掘調査報告書と並んで基本文献の一つとして挙げるべき書物なので、これでようやく文献の情報としては赤ん坊が足だけで立ち上がったていどの状況だと言える。それでも、オンラインで調べれば即座に分かる通り、こうした資料を丁寧に読んだ形跡すら無い記事が大半を占めているのが実状であるから(ただし、それが「いけない」と言いたいわけではない。地元の史跡について素人が紹介するのに歴史学の学位や予備知識なんて必要ない。あたかも専門家であるかのような顔をして学位もなければ勉強すらしてないライター風情のコンテンツを蹂躙・粉砕したいだけである。一部にはバカが書いた文章も文化的多様性なるもののために必要だとか言ってる人がいるけど、そんなもん、この宇宙から消えてもダイバーシティと何の関係もないんだよね。そういうことを思い込んでるから、日本の社会学者みたいに落ち葉拾いしかやることがなくなるんだよ)、基礎的な考古学や古代史の素養に合わせて具体的な資料の丁寧な精査を行ってから、これから公開するサイトでは質と量のどちらも一定の水準を超えるものを提供したい。

もちろんだが、単独の史跡を扱うウェブサイトとして博物館級のコンテンツを目指しているので、その水準はコタツ記事のライターが30年くらい真面目に勉強しないといけないていどにはなるがね。

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